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安倍昭恵氏が新宿の餅つき大会に登場! 主催者が取り組む悪質ホスト問題に関心、被害女性の聴聞会にも参加
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.01.05 06:00 最終更新日:2024.01.05 06:00
今、もっとも有名な「私人」は、1月4日、東京・新宿歌舞伎町に隣接する大久保公園にタクシーでやってきた。歌舞伎町商店会振興組合の関係者が語る。
「(安倍)昭恵さんは、毎年恒例の餅つき大会に参加しました。悪質ホスト問題対策にも携わる公益社団法人が主催する大会で、昭恵さんが参加したのは初めてだと思います。いつから接点があったのかはわかりませんが、昨年(2023年)末、高額な売掛金が問題となってホストクラブに警察が一斉立ち入りをおこなった際、同法人が開いた被害者とその家族の聴聞会に昭恵さんも参加していました」
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安倍昭恵夫人といえば、2022年7月8日に遊説先の奈良県で銃撃され死去した安倍晋三元首相の資金管理団体「晋和会」と、「自由民主党山口県第四選挙区支部」の代表に同日付けで就任。その後、晋和会に安部氏の関係する5団体から約1億8000万円の資金が寄付として移動。さらに、自由民主党山口県第四選挙区支部は2023年1月31日に2700円余りを晋和会に寄付し、同日解散した。
「安倍氏の関係団体から昭恵さんに流れた資金は、パーティー券の売り上げなども加えると約3億円とされます」とは、大手紙の社会部記者。
「安倍氏の渋谷区の自宅は、もともと安倍氏の祖父である岸信介氏の自宅があった土地に建ち、これは夫人の洋子さんと兄の寛信さんが相続しています。昭恵さんは今もこの渋谷区の自宅に住んでいますが、おそらく遺族扶助年金のほかに収入のない昭恵さんのために、安部氏の集めた政治資金を継承させたのではと思われます」
政治資金の継承は非課税。このため、相続税逃れ、政治家の特権という批判も上がったが、昭恵夫人がそれに答えたことはない。
「安倍元首相の死後、昭恵さんは死後離婚(婚姻関係終了届)を出すことを考え、周囲に相談した時期もあったようです。しかし、元秘書だった吉田真次氏の補欠選挙を手伝ううちに、元首相の政治遺産を後世へ伝えるために安倍家に留まることを決意したようです。継承した資金はそのために使うとも話していたようですが、1年半が経過した今なお具体的な計画はありません」(前出の記者)
ホストによる高額売掛金の問題に関心をもつのは大いに結構だが、昭恵氏には約束通り、元首相が残した資金を次代の政治活動に還元してほしい。
( SmartFLASH )