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「視聴率しか考えてないの?」読売テレビ社長、松本人志騒動「女性が対決してくれるなら放送したい」のトンデモ発言で非難殺到

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.01.18 17:57 最終更新日:2024.01.18 18:11

「視聴率しか考えてないの?」読売テレビ社長、松本人志騒動「女性が対決してくれるなら放送したい」のトンデモ発言で非難殺到

読売テレビの大橋善光社長(左 写真・共同通信)と大阪市中央区の読売テレビ本社(写真・時事通信)

 

 一連の“性加害疑惑”報道により、当面の芸能活動休止を発表したダウンタウン松本人志。テレビ各局が対応に追われるなか、1月17日、大阪・読売テレビの社長会見がおこなわれた。大橋善光社長は、松本が出演する『ダウンタウンDX』についても言及したが、その発言内容に非難の声が殺到している。

 

 各紙の報道によれば、同局も突然の活動休止に混乱しており、「対応を検討しているところ」だという。大橋社長は「個人的には、会見などの形である程度明らかにしていただくのが好ましい」とも語った。

 

 

 今後の松本の出演については、「番組の性質にもよる。視聴者の方が望んでいないものをする必要はないと思うが、たとえば報道番組で、松本さんと被害にあわれた女性が対決してくれるというのであれば、いますぐにでも私は放送したい」と発言したという。

 

 なお、当初この発言について《松本さんと女性側が番組内で直接対話するということがあるならば》という表現で報じていた「スポニチアネックス」は、その後《松本さんと女性側がそれぞれ番組に出てもらえるならば》と、記事内の表現を変更している。だが、「東スポWEB」や「朝日新聞」などは「対決」の言葉を用いて発言を報じている。また、翌18日に読売テレビが出した社長発言の「公式発表」では、松本の番組への起用に関しては《事実認定がなされていく中で、視聴者が出演を求めるかどうか番組ごとに判断を行っていくことになるが、今は判断材料がないというお答えをするほかない》としている。

 

「性加害疑惑の被害者側と加害者側を同席させるという発想は、昔のテレビならあり得たのかもしれませんが、いまの時代には考えにくいでしょう。そもそも、テレビは松本さんの『ホーム』で、被害者女性にとっては『アウェー』ですから、対等な話し合いにはなりません。女性側が当時を思い出して、フラッシュバックが起きる可能性もあります」(芸能記者)

 

 大橋社長の“トンデモ発言”に、SNSでは激しい非難の声があがった。Xでは「#読売テレビの社長は辞任してください」というハッシュタグまで出回っている。

 

《読売テレビこんなこと言ってんのか。信じられんな。二次加害をオンエアするって、どんな人権感覚してんの。》

 

《これが読売テレビ会長(原文ママ)の発言だということに愕然とするね。松本某の事実関係がどうだとか、裁判の行方が銅だとか、それ以前の話。》

 

《視聴率しか考えてないの?と思われても仕方がないし、現段階でまっちゃんが性加害したかどうか分からないけど、こんな番組見たい?》

 

《ダメだこれは。終わってる。真面目に人として終わってる。こんなのが社長…》

 

「数字さえ取れれば」という本音が、視聴者たちに見透かされたようだ。

( SmartFLASH )

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