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萩生田光一氏、裏金公表は「地元の選挙が終わってから」の姑息…カネは机の引き出しに保管で「まともな感覚じゃない!」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.01.23 17:50 最終更新日:2024.01.23 18:07

萩生田光一氏、裏金公表は「地元の選挙が終わってから」の姑息…カネは机の引き出しに保管で「まともな感覚じゃない!」

 

「長い間、清和研(安倍派)としてはこのシステム、慣習を踏襲してきたので、もっと早いときに誰かが気づいて止めていれば、多くの若い人たちにご迷惑をかけることもなかった」

 

 

 1月22日、自民党の萩生田光一前政調会長が記者会見を開いた。そこで派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金について、「2018年からの5年間で計2728万円を政治資金収支報告書に記載していなかった」と公表して陳謝した。

 

 なぜ公表が東京地検特捜部の捜査が終結を迎えるこの時期になったのか。政治担当記者がこう指摘する。

 

「確かに “今さら感” がありますが、実は、記者会見前日の1月21日、萩生田氏の地盤である東京都八王子市の市長選がありました。

 

 当初、自民党と公明党が推薦する候補が有利との見方がありましたが、終盤になると逆転が心配されたため、陣営は菅義偉氏、小泉進次郎氏、高市早苗氏、小池百合子氏らに応援を依頼するなど必死でした。

 

 萩生田さんは自民都連会長で、2024年2月に都連会長の任期を迎えますから、再選を狙う萩生田さんにとって、八王子市長選は絶対に勝たなければならない選挙でした。それで、裏金の公表を投開票の翌日まで控えたのでしょう」

 

 さらに「金額」を指摘する永田町関係者もいる。

 

「裏金事件では、清和会(安倍派)、志帥会(二階派)、宏池会(岸田派)の会計責任者が立件されましたが、不記載額が最も少なかったのは岸田派で約3000万円です。議員は4000万円が逮捕、起訴のボーダーラインとも言われましたから、萩生田氏の2728万円はいろいろな意味で微妙で、永田町では『立件金額をギリギリ下回るようにしたのか』と噂されています」(週刊誌記者)

 

 この会見に、ニュースサイトのコメント欄には、

 

《「2728万円還流」も3000万に近い金額は怪しいね》

 

《3,000万円は立件されて、2,728万円はお咎めなしだなんて誰が納得するのか?」

 

《すごいな、起訴されないと分かれば会見するんだ。政治家はズル賢い奴らばかりだな》

 

 などのコメントが寄せられている。

 

 会見では、キックバックされたカネは事務所の机の引き出しに保管していたことも明かされており、《まともな感覚じゃない》との声も――。

 

 1月19日、日刊ゲンダイは萩生田氏が16日に開催された個人演説会で「東京地検に連れていかれることはございません」と参加者の笑いをとったことを報じている。これでは、本当に《まともな感覚じゃない》と思わざるを得ない。

( SmartFLASH )

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