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今度は「ドライバー池田」爆誕…証拠隠滅の裏金議員に「ドリル優子の教えが脈々と」破壊工作は自民党のお家芸

社会・政治 投稿日:2024.01.26 15:30FLASH編集部

今度は「ドライバー池田」爆誕…証拠隠滅の裏金議員に「ドリル優子の教えが脈々と」破壊工作は自民党のお家芸

 

 自民党の派閥パーティー収入不記載事件で、約4800万円を裏金化、政治資金収支報告書に記載しなかったため、1月7日に政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で東京地検特捜部に逮捕された衆院議員の池田佳隆容疑者(57)。

 

 疑惑が持ち上がった当初は「在宅起訴になるのではないか」(事件担当記者)とみられていたが、ふたを開けてみれば身柄拘束をともなう逮捕になった。

 

 

「大きな理由は、証拠隠滅の恐れでした。逮捕前の12月27日、特捜部は名古屋の事務所などに家宅捜索に入りました。

 

 そのとき、収支を記したメモ書きの所在不明やパソコンのデータ消去が確認されたのです。在宅起訴ではさらなる証拠隠滅の恐れがあるため逮捕に踏み切りました」(同)

 

 証拠隠滅の具体的な手口は明らかになってこなかったが、池田容疑者の勾留期限の前日である1月25日、産経新聞が「ドライバーでパソコン破壊か」と報じた。

 

 記事によると、押収されたパソコンにはドライバーのようなものでこじあけられた形跡があり、記録媒体が破損した状態。秘書は、池田容疑者側の指示でパソコンを破壊したことを認めているという。

 

 報道が事実なら、きわめて悪質な証拠隠滅がおこなわれたことになるが、SNSにはさっそく「ドライバー池田」というワードが飛び交う事態になっている。

 

「1月26日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でも、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏が『ドリル優子というのがありましたが、今度はドライバー池田と言われています』とネタ振りをしていました。

 

 これにコメンテーターは『なんでドリルじゃなくてドライバーなんだろう』『破壊力は全然、違うと思うけど』などと盛り上がり、羽鳥氏が『笑いごとではないんですけど』と諌めていました」(週刊誌記者)

 

「ドリル優子」とは、自民党の小渕優子選挙対策委員長につけられたあだ名だ。経産大臣だった2014年、政治資金問題が発覚。家宅捜索前、事務所にあったパソコンのハードディスクがドリルのようなもので破壊されていたことから命名された。本人が説明責任を果たさなかったことから、いまもことあるたびに取り上げられる。

 

 実際、ニュースサイトのコメント欄やSNSでは、

 

《ドリル優子に続いて「ドライバー池田」かよ。さすが自民党は人材豊富ですね》

 

《ドリルの教えが脈々と引き継がれています》

 

《ドライバー池田が証拠隠滅の疑いもあって逮捕されたのに、なぜドリル小渕優子は証拠隠滅とはならないのですかね?》

 

 など、呆れ果てた書き込みが殺到。《破壊は自民党のお家芸》といった声も――。

 

 1月25日の自民党臨時総務会で、岸田文雄首相は「政治改革に終わりはありません。引き続き党として、政治の、党の信頼回復のために議論を続けていかなければならない」と宣言したが、ドリルとドライバーがその出鼻をくじく格好となった。

( SmartFLASH )

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