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食材宅配「オイシックス」会長「放射能汚染水」ツイートで炎上 「解約します」「風評加害マジで許せん」SNS大荒れ

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.02.14 18:35 最終更新日:2024.02.14 21:20

食材宅配「オイシックス」会長「放射能汚染水」ツイートで炎上 「解約します」「風評加害マジで許せん」SNS大荒れ

藤田和芳会長

 

《東京電力は、福島原発の放射能汚染水を海に流し始めた。今ある汚染水を海に流し終えるまで20年かかるという。その後、除去できないトリチウムを含む放射性物質を海に流し終えるまでは、さらに20年かかるという。こうしたことに誰がいったい責任を持てるというのか。原発は恐ろしい魔物である》

 

 2月12日、「X」にこう投稿したのは藤田和芳氏。オーガニック食材の宅配では業界最大手の「オイシックス・ラ・大地株式会社」の会長である。

 

 

 藤田氏は13日夜に、

 

《昨日、「東京電力は、福島原発の放射能汚染水を流し始めた」という投稿をしましたが、「汚染水」という表現は風評被害を拡大する恐れがありますので、「処理水」に訂正いたします》

 

 と投稿。12日の投稿を削除している。

 

「藤田氏の12日の投稿には、認識に誤りがあるとするコミュニティノート(Xのファクトチェック機能)が付けられていました。

 

 藤田氏の原発に関するツイートはこれだけではありません。数年前からこの手のツイートを投稿しており、最近では《本当は「放射能汚染水」なのに、マスコミはその水を「処理水」と呼んでいる》(2月10日)、《福島の原発事故から13年、「原子力ムラ」今でも健在である》(2月11日)などがありましたが、いずれも削除されています」(週刊誌記者)

 

 SNSには、この藤田氏の投稿に対し、

 

《オイシックスお世話になってたけど解約します》

 

《オイシックス解約しますね 知識も無い奴は公の場で語らないで欲しいし周りの人はこのような言動を厳しく注意しときなさい》

 

 など、「解約する」というツイートが多数。ほかにも

 

《科学的根拠に基づかない風評被害を喧伝する方が食材を扱うってヤバくないですか?》

 

《オイシックスの野菜の水分にも必ずトリチウムが含まれているので、『オイシックスでは放射能汚染野菜を売っている』と言われても良いということですか?》

 

《オイシックスの風評加害、マジで許せん》

 

 など、批判的な声があふれている。

 

「トリチウムは放射性物質の一種とはいえ、エネルギーは弱く人体に与える影響はほとんどないとされています。そもそも水の一部として存在するわけで、水道水にも野菜にも含まれています。

 

 天然由来のトリチウムは大丈夫だが、原発由来のトリチウムはNGというのは、あまりにも非科学的な考えです。

 

 藤田氏のXアカウントのプロフィールには『投稿は会社の見解ではありません』とあります。とはいえ、企業を代表する立場の人の発言として問題視されるのは当然でしょう」(同)

 

 秋田県が開発した米の新品種「あきたこまちR」についても《日本中の米が放射線育種米になってしまう》(2023年9月9日)などと、不安を煽るような投稿をしていた藤田氏。「安心」を売りに商売をするならば、最低限の科学的リテラシーは持つべきではないか。

( SmartFLASH )

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