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Yogibo渋谷の有名店長が女性従業員を盗撮して逮捕…会長は「着替えルール設定」「更衣室を設置」と謝罪
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.02.21 16:50 最終更新日:2024.02.21 17:07
ビーズソファで知られるブランド「Yogibo(ヨギボー)」の元店長が、女性従業員の盗撮で逮捕されていたことが暴露系インフルエンサー・滝沢ガレソ氏の投稿でわかった。元店長は在籍期間も長く、テレビ出演したこともある人物だという。
逮捕を伝えるガレソ氏の投稿は、現時点で2258万回を上回るインプレッションを記録しており、大きな反響に。これを受け、同社の木村誠司会長は、2月20日深夜、自身の「X」でガレソ氏の投稿を引用しつつ、
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《ガレソさんが投稿されました通り、元店長が重大な違法行為による事件を引き起こしました。この行為により、大変辛い被害に遭われた弊社女性キャストに心から謝罪申し上げます。そして心理的、またはその他の形で不快感を感じられたすべての方々にも重ねて謝罪申し上げます》
などと、事実関係を認めて謝罪した。
「ガレソ氏は、2月19日、『Yogibo Store 渋谷宮下公園前』店の元店長が、従業員が着替えるバックヤードにスマホを設置し、盗撮していたことを動画つきで投稿。
動画には、元店長がスマホを仕掛ける様子と、女性従業員が出勤してきたことを知った店長が退出するまでが映っており、その後、着替える様子が盗撮されたとしています。また別の日に、元店長がスマホを回収する様子も映されていました。
ガレソ氏の補足では、元店長は数十回の盗撮をおこなっていたようで、怪しんだ従業員がスマホを覗いたことから発覚。警察の取り調べに元店長は『防犯のために録画していただけ』と否認するも、起訴され罰金刑を受け解雇されたとしています。
また、元店長と別店舗の店長とされる人物とのLINEのやり取りも流出。やり取りのなかで、元店長が女性客の胸や下着を常習的に覗いていたことや、従業員への女性蔑視発言、従業員の容姿で採用・不採用を決めていたことなども発覚しました」(事件担当記者)
20日午後には、Yogiboの公式サイトも謝罪文を掲載。こちらによれば、会社側が警察からの連絡を受け、元店長の逮捕を把握したのは2023年11月28日のことで、その後、2023年12月1日付で懲戒解雇処分になったと記されている。
木村会長は「X」で、
《事件が発覚した直後から、弊社では速やかに内部調査を開始し、関係当局とも連携を取りながら、事実関係を明らかにするための調査を進めておりました。元店長に対しては、法的な責任を含め、当時勾留されていた本人と面談した上、即刻解雇という厳正な措置を講じました》
と説明していたが、懲戒解雇から2カ月以上経ってからの発覚となる。木村会長は謝罪文で、
《事件以降バックヤードでの着替えルール設定や、更衣室の設置、コンプライアンスセミナーの受講、同店舗従業員へのメンタルケア面談などの取り組みを開始しております》
と、再発防止対策も発表。更衣室がなかったことに驚く声も多かったが、会長の迅速な謝罪に対しては、
《このように誠実にコメントを出せるだけ他社より救いがあります 同じ性犯罪でダンマリを決め込む会社も多いですからね 今後の挽回に向けた努力に期待したいです》
《深夜にここまで柔軟にスピーディーに、そして内容を明確に、企業のトップとして素晴らしい対応だと思いました。(元社員のした事は素晴らしくない事ですが)》
《宝塚や吉本興業に比べたら500倍くらいまともな初期対応 大変お疲れ様です》
と、おおむね評価する声が多かった。
「人をダメにするソファ」と人気のYogiboだが、身内による卑劣な犯罪行為で、ブランドイメージが大きく損なわれのは間違いない。
( SmartFLASH )