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「大量の税金を投じた命がけのギャグ」万博350億円リング「完成したらパビリオン作れない!」新たな火種に「計算してなかったの?」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.02.23 15:40 最終更新日:2024.02.23 19:30

「大量の税金を投じた命がけのギャグ」万博350億円リング「完成したらパビリオン作れない!」新たな火種に「計算してなかったの?」

工事が進む万博リング(2024年2月7日、写真・共同通信)

 

 2月22日、日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設会長)は、定例記者会見で、2025年大阪・関西万博のシンボルとなる大屋根(リング)をめぐり、新たな懸念を示した。

 

「リング内側のパビリオン等の建設は、これから着工するものも多く、今後すべてのリングがつながった際には、内側への重機や資材の搬入に制約が生じると聞いている」

 

 

 リングは1周約2km。高さが12〜20mで、建設費は約350億円。2023年6月から組み立てが始まり、現在は6割程度が完成。2024年9月ごろ、環状につながる予定で、完成すれば世界最大級の木造建造物となる。

 

 万博会場の主要部分を囲むように建設されるが、多くのパビリオンは、その内側に建設される。現在、リングの建設は順調に進んでいるものの、海外の約60カ国が独自で設計・建設するパビリオンは、まだ5カ国しか着工していない。

 

 宮本会長は、海外パビリオンについて「1日も早く着工していただきたい」と述べ、リングと、その内側のパビリオンの建設の間で混乱が生じないよう、万博協会に「各工事間の調整をお願いしたい」と要望した。

 

 2023年12月、吉村洋文大阪府知事と横山英幸・大阪市長は建設中のリングを視察。リングについて建設費が高額だと批判する声もあるが、吉村氏は「圧倒的なスケール。批判している人もいるが、考え方が間違いなく変わる」と、その迫力を訴えていた。横山氏も「リングのよさを訴えていきたい」と語っている。

 

 万博をめぐっては、会場建設費が当初想定の約2倍に増加。万博会場に設置される2カ所のトイレが2億円かかることに、吉村氏が新進気鋭の建築家が「魂を吹き込んで作る」と説明し、失笑をかっていた。

 

 トラブル続きの大阪万博。シンボルとなるはずのリングが、工事の邪魔になる可能性が明らかになると、SNSではとまどいの声が多くあがった。

 

《資材搬入の導線も考えずに大屋根リング作っているの?そんなに馬鹿なの?》

 

《本当にあと1年で開催できるのか?》

 

《大量の税金を投じた命懸けのギャグ》

 

《こんな壮大なボケある?さすが吉本が絡んでるだけあって笑かしよる》

 

 遅々として進まない工事だが、はたして2025年4月の開幕に間に合うのだろうか?

( SmartFLASH )

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