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吉幾三が暴露「異常な剣幕でクレーム」航空会社CAが自民・長谷川岳議員を「とても政治家とは思えない」と批判

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.03.22 18:30 最終更新日:2024.03.22 18:32

吉幾三が暴露「異常な剣幕でクレーム」航空会社CAが自民・長谷川岳議員を「とても政治家とは思えない」と批判

現在も次々と新曲を発表し、コンサートを開催するなど、精力的に活動する吉幾三氏(写真・久保貴弘)

 

「大人だったら、ましてや国会議員だったらよ、ある程度、歳いったらちゃんとした人の接し方をしなきゃ恥ずかしいよ」

 

 演歌歌手吉幾三(71)が、3月21日、自身のYouTubeチャンネルの「一言いっちゃうよシリーズ」で、カメラを睨みながら苦言を呈した。いったい何があったのか。

 

「昨年5月、同チャンネルで、飛行機のファーストクラスに座っていた国会議員がキャビンアテンダント(CA)に乱暴な言葉づかいや横柄な態度で接していたことを告発。

 

 

 その後、FLASHの取材にも『自民党の政治家がヤクザみたいにふんぞり返ってCAさんたちに偉そうにしてたんだよ。こんな奴のために税金を納めているのかと思ったら、腹が立って仕方なくてさ』と話しています。

 

 どちらも国会議員の名前は伏せていたのですが、今回、現役CAからの匿名の手紙を公開。そこに国会議員の名前が記してあったことから、『当事者』が明らかになりました。

 

 手紙に書かれてあった国会議員の名前は、自民党の長谷川岳参院議員(53)です。もっとも吉さんは、終始『私からは言わないけど』と議員の名前を口にすることはありませんでした」(本誌記者)

 

 CAの手紙には、どのようなことが書かれてあったのか。吉自身が重要な内容だとして赤線を引いたと思われる部分も含めて引用しよう。

 

《『枕は2つ用意する』『到着が遅れる時は早めにお知らせする』など多岐に渡ります。本来であれば会社にしっかりと対応してほしいところですが、全て現場の私たち乗務員に押しつけられ対応に苦慮しております。

 

 長谷川さまご自身も周りに有権者の方々がいらっしゃるという意識はないようで、非常に高圧的な言い方をされます。

 

 到着が遅れることに関しては、鬼の首を取ったような言い方でクレームをされます。(中略)異常な程の剣幕でクレームをおっしゃり、とても政治家とは思えません》

 

 そして、最後には《長谷川さまが気づきと態度を改めていただくきっかけになってほしいと思います》とも記されていた。

 

 長谷川議員とはどういう人物なのか。古参の自民党関係者に聞いた。

 

「北海道大学の経済学部経営学科卒業です。在学中に『YOSAKOIソーラン祭り』の実行委員会を発足させて、1992年に第1回を開催。以降、観客が200万人を超える北海道有数の観光資源に育て上げました。

 

 2010年7月の参院選で初当選、党政務調査会副会長、参議院農林水産委員会の委員長などを歴任しています。

 

 温厚な印象で、大声で話していたりする場面に遭遇したことはなので、今回の一件には驚いています」

 

 3月21日、長谷川議員は北海道新聞などの取材に「基本的に大声を出したことはない」とコメント。同日、ブログを更新し、自身の見解を長文で投稿している。

 

《私は、航空会社の対応について、機内で発言をする際、三つの原則に従います》とし、(1)正確な情報を伝えているか (2)不都合な情報をしっかりと開示しているか (3)正しい見立てを立てた情報発信となっているかの3点を明示。

 

 1つめについて《出発時間をとうに過ぎてから「管制の指示によって出発許可を待っているため遅れが生じている」との機内アナウンスが入りましたが、外を見て驚きました。まだ航空会社は機内への貨物の搬入作業の途中であり、相当な貨物が残っている状況でした。遅延の原因は管制の指示ではなく、また、出発許可以前の話であり、航空事業者の準備が遅れているために、出発が遅れている状況が一目瞭然でした。これを航空当局の責任にすりかえ、そしてそれを情報として流すことは許されるものではありません》と具体例をあげた。

 

 2つめについて《搭乗手続きのミスで、搭乗券と機内の搭乗者数に大幅な差異が生まれ、その確認業務に多くの時間を要しておりました。本来ならば、テロあるいは不審者侵入防止の観点から、このミスは由々しき問題であります。しかし、その状況は伏せられ、機内では「搭乗、出発準備に時間を要している」とのアナウンスだけでありました。すべてを開示できないまでも、搭乗名簿と搭乗者数が異なった状況であり、本来ならばその確認に時間がかかっていることが航空会社の開示するべき情報》とした。

 

 3つめについては、《「10分ほど遅延をする」とのことで、乗客の方お一人が、突如飛行機を降りることとなったことが原因でありました。しかし、その方の荷物を貨物室から取り出し、そしてさらには離陸許可を得るには50分以上の時間がかかるはずです。実際は60分近くの遅延となりました》とし、《正しい見立てを伝えて頂ければ》と記した。

 

 吉が目撃した状況がどのようなものだったか詳細は不明だが、ニュースサイトのコメント欄には、

 

《そんなに空の安全より遅延する事の方が気になるならプライベートジェットでも乗れよと思う》

 

《長谷川氏は自分に正当性がある様な事を説明しているが、 問題は彼の価値観では無くて機内でのCA等に対する対応でしょう》

 

《別にその場で激怒してCAに話す事でもないよね、CAに激怒しても早く出発する訳もなく》

 

 など、ほとんどが長谷川氏に対しての批判だった。吉は、先の動画で「国会議員はもっと、襟を正さなければいけない」とも語っている――。

( SmartFLASH )

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