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トランプ大統領vs.安倍首相それぞれの「ゴルフ」の腕前

社会・政治 投稿日:2017.11.07 11:00FLASH編集部

トランプ大統領vs.安倍首相それぞれの「ゴルフ」の腕前

『写真:内閣広報室』

 

 11月7日、トランプ米大統領(71)は、2泊3日の訪日日程を終えて韓国へ発った。松山英樹プロを招いた霞ヶ関カンツリー倶楽部での「接待ゴルフ」の成否は、安倍晋三首相(63)と日本政府にとって、まさに “天王山” だった。

 

 政治評論家の加藤清隆氏は、ゴルフ外交こそ、もっとも重要だと指摘する。

 

「公式の首脳会談は、事前に官僚が調整したものに沿って進むので、じつはあまり意味がない。首脳同士の本当に腹を割った話は、ゴルフ場のような場所でされるものです。ほぼサシの状態が何時間も続きますから」

 

 コースでは、虚々実々の駆け引きがおこなわれ、会話の中身は公表されない。それどころか、スコアも「国家機密」として公にされないままだ。

 

 気になるのは、2人のゴルフの本当の腕前だ。まずは、安倍首相から。前出・加藤氏は、安倍首相と複数回ラウンドを回り、その実力にふれている。

 

「最後に安倍さんと回ったのは、2012年9月の自民党総裁選の前。場所は、茅ヶ崎のスリーハンドレッドクラブでした。そのとき安倍さんのスコアは、90台半ばだったと記憶していますね」

 

 さらに、こんな評価も聞こえる。

 

「ふだんは100前後から110くらいのスコアで回る。ラウンドを回った人は、『ドライバーが得意で、よく飛ぶ』と話していた。フックやスライスでなく、弾道はまっすぐ飛ぶそうだ」(政治部記者)

 

 一方のトランプ氏の実力はどうか。ニューヨークで不動産会社を経営する大坪賢次氏は、1990年代前半にトランプ氏と何度かゴルフをプレーする仲だった。当時を振り返る。

 

「トランプは、『俺は昔、プロを目指していたんだよ』と自慢していました。彼は190センチの長身で、タテもヨコも大きい。飛距離はプロ並みで、ヤードは飛ばしていました。飛ばすだけじゃなく、グリーン周りの細かいショットも、うまくまとめていましたね」

 

 1993年のトランプ氏のゴルフのスコアカードによると、前半45、後半44、トータル89と記録されている。中級以上のレベルと言っていい。ベストスコアは66、ハンディ3でシングルの腕前といわれるトランプ氏。

 

 北朝鮮情勢、通商問題……。日米の懸案を吹き飛ばす “一打” があったのかは、2人のみぞ知る。

 

(週刊FLASH 2017年11月21日号)

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