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「知れば知るほどひどい奴」北海道庁の幹部が “パワハラ議員” への説明で「東京出張」年70回の理不尽…議員辞職を求める声も
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.04.09 16:54 最終更新日:2024.04.09 17:19
自民党・長谷川岳参院議員(北海道選挙区)の “パワハラ” が続々と明るみに出てきている。
4月8日には、北海道庁の幹部職員4人が、説明のため、東京の長谷川氏の事務所などに出張した回数が、2023年の1年間で「70回」、出張費用が「およそ550万円」にのぼることがわかった。
北海道放送によると、出張のうちおよそ2割は長谷川氏に会う予定だけのもの。長谷川氏から「会議に出席するよう言われ行ったものの、本人は不在だった」ケースや、前日の夕方に「明日の午前9時に来るように」などと、幹部職員が急に呼ばれることもあったという。
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また、NHKは長谷川氏に取材し、「いずれもやむを得ないもので必要な対応だった」とのコメントを掲載している。
長谷川氏をめぐっては、3月21日、演歌歌手の吉幾三が自身のYouTubeチャンネルにおいて名指しで告発。飛行機のファーストクラスで「異常なほどの剣幕でクレーム」を入れていたとして、「大人だったら、ましてや国会議員だったらよ、ある程度、年いったら、ちゃんとした人の接し方をしなきゃ恥ずかしいよ」と苦言を呈していた。
吉の苦言に対し、同日、長谷川議員は北海道新聞などの取材に「基本的に大声を出したことはない」とコメント。ブログでも、自身の見解を長文で投稿していた。
だが、3月26日、文春オンラインで、長谷川氏が総務副大臣時代の2020年、自治体関係者に対して怒りを示している音声などが公開された。それを受け、北海道の鈴木直道知事が、電話で長谷川氏に苦言を伝える事態に発展していた。
SNSでは、続々と判明する長谷川氏の “パワハラ” に、批判的な声が殺到している。
《知れば知る程ひどい奴だな》
《なんなん?道職員が何度も長谷川に報告のために出張??何しくさってんねん!!》
《何だ、この大物気取り…この人威張り散らしたいから国会議員になったんじゃ?》
《出張費全額請求してやれ パワハラ勘違い特権階級は即刻辞職すべき》
長谷川氏は、幹部職員の出張について、定例会見で「自らが要望したのではなく、面会依頼を受けてのもの」とした。これについても、SNSでは《あくまで相手側の責任にしようとする。典型的なハラッサーですね》という声があがっている。
( SmartFLASH )