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若山耀人容疑者『軍師官兵衛』出演で地元の「夢大使」就任…「夢や元気を与えるはずが」落胆とまらず

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.05.02 20:27 最終更新日:2024.05.03 13:16

若山耀人容疑者『軍師官兵衛』出演で地元の「夢大使」就任…「夢や元気を与えるはずが」落胆とまらず

送検される若山耀人容疑者。首にはタトゥー

 

 栃木県・那須町で見つかった夫婦の遺体損壊事件で、5月1日、韓国籍の姜光紀容疑者とともに、元俳優若山耀人容疑者(20)が逮捕された。いずれも実行役の一人とみられている。

 

 若山容疑者が芸能活動を始めたのは小学生の頃。子役として数多くの作品に出演している。

 

 ドラマ『悪夢ちゃん』(2012年、日本テレビ系)、『仮面ライダーウィザード』(2013年、テレビ朝日系)、映画『ぼくが命をいただいた3日間』(2016年)、映画『曇天に笑う』(2018年)などだ。

 

 

 2014年には大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK)に、主人公・黒田官兵衛の幼少期という重要な役どころで出演して高く評価されてもいる。

 

 元大河俳優の逮捕を受け、SNSでは驚きの声が上がっている。

 

《6年前までは子役として順調に活躍していたのに、その後殺人事件の片棒を担ぐことになるとは、人生どこでなにが起きるかわからない》

 

《軍師官兵衛やってた岡田准一くんは殺し屋『役』を演じてたけど、その幼少期演じてた子はまさかマジモンの殺し屋だったとはw》

 

《なまじっか大河ドラマに出てなければ、ここまで騒がれなかったなあ…人生のピークが、15歳くらいまでだったんだな…》

 

《若い時、活躍してたけど 周りの環境で自分を狂わせる 自分の周りの環境は大事! 自分がきちんと素直に行動していたら 周りの環境も良くなる 二十歳! まだ人生これからの時なのに》

 

 大河ドラマに子役として出演していた2014年には、出身地である岐阜県・美濃加茂市の「もっとみのかも夢大使」に就任している。地元では今回の逮捕をどう受け止めているのか。「夢大使」を主催している美濃加茂市商工振興課に聞いた。

 

「(地元の反応については)私どもではなんとも申し上げられません。まだ刑が確定していないのでコメントは致しかねます。

 

(若山容疑者を)夢大使に任命した経緯も、昔のことなのではっきりは申し上げられませんが、大河ドラマ出演が一番のきっかけになったことは間違いありません。

 

 夢大使を制定した目的は、美濃加茂市にゆかりのある有名人を通じて、当市の魅力を多くの方に伝えていただくこと、それによって市民に夢や元気を与えてくれることです」

 

 担当者は「落胆とまらず」といった様子だった――小学校の卒業文集に「世界で戦う僕の夢」というタイトルで「サッカー選手になりたい」とつづっていたという若山容疑者。だが、道を踏み外して地元の夢も萎ませてしまった。

( SmartFLASH )

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