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蓮舫氏、ポスターに登場する「R」の文字の謎をめぐり大喜利状態、本人お気に入りの「まさかの理由」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.06.02 18:50 最終更新日:2024.06.02 18:50
東京都知事選(7月7日投開票)への出馬を表明している、立憲民主党の蓮舫参院議員が動き始めた。
6月1日、都庁近くで毎週土曜日にNPO法人などがおこなっている、生活困窮者への無料の食料提供を視察。その報告を自身のXに《今日は750人を超える方が食料を受け取られていましたが、若い方、女性、カップル、高齢者の方々。住民税非課税、大西連代表によると生活保護を受けず家も仕事もあるけれど食事に困っている人が増えた、と言います》とポストした。
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視察後、取材に応じた蓮舫氏は、都知事選での公約についても触れ「現職の方(小池百合子東京都知事)が手をあげるのであれば、考えを見させていただきたい。一緒の時期くらいの表明になると思う」とした。「小池氏の主張待ち」とも取れる発言に、Xには《公約は「小池知事の事業仕分け」か》《都知事選の公約は、小池都知事の公約を見てから逆張りします?》《蓮舫さんの場合、批判その物が公約でしょう》など、厳しい指摘が書き込まれていた。
そうしたなか、2日15時からは、JR有楽町駅前で立候補表明後、初めての街頭演説をおこなった。その告知ポスターには決意を感じさせる「蓮舫 始動。」のコピーがあり、その横には小さくピンク色の「R」の文字が。蓮舫氏の公式ホームページにもあるこの「R」だが、2016年の参院選から、ポスターに登場している。「R」の正確な由来を知る有権者も少ないようで、「ネットなどでは都民の間で『年齢制限を意味するR』『蓮舫を商標登録したのでRマークをつけた』『あきたこまちの新品種があきたこまちRだから真似をした』『小池都政をリセットするRだ』など、理由を当てるための大喜利状態になっています」(週刊誌記者)。
立憲民主党関係者が、苦笑まじりに解説する。
「なんのことはありません、蓮舫さんのイニシャルの『R』です。当時、本人が報道番組の取材にそう語っていました。『R』の文字があるだけで、ポスターとしてのインパクトが強く、周囲から『あのRはなんですか?』と聞かれることも多いそうなので、蓮舫さんは気に入って使っているみたいです」
知ってしまえばシンプルな理由だが、話題作りが上手な蓮舫氏らしいアイデアといえよう。
今回の街頭演説では「公約だけが知事の評価」としたうえで「小池知事の(公約である)『7つのゼロ』はどこに行ったのでしょうか。残業ゼロ、介護離職ゼロ、満員電車ゼロ。8年たっても達成できていません。だから会見で『(公約の達成は)どうだったんですか』と言ったら、『蓮舫は批判ばかり』と言われる。それはおかしいと、堂々と言わせていただきたい」と「批判ばかり」と言われることへの恨み節を語った蓮舫氏。そして演説の終盤に「東京から行財政改革をしたい」と、公約の柱になるであろう一端を紹介した。
後ろ向きな相手の批判ばかりではなく、未来に向けたガチンコの公約論争を、都民は期待している。
( SmartFLASH )