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参議院議員となった石井苗子「必要なのは “ド強い” 女性」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2017.12.03 16:00 最終更新日:2017.12.03 16:00

参議院議員となった石井苗子「必要なのは “ド強い” 女性」

 

「この取材を受けた2002年は、ちょうど東大に合格した年ですね。このバーバリーのコート、古くなったけど、まだ着てますよ!」

 

 今から15年前、石井苗子さんは48歳にして東京大学大学院医学系研究科に進学した女子大生だった。当時の本誌記事を見ると、開口一番こう話した。

 

「難病と闘う妹の体調がどんどん悪くなり、介護のために必死で勉強しました。当時通っていた聖路加看護大学にも大学院はあるけれど、お恥ずかしい話、お金がなくて。東大の学費が安いと聞き、猛勉強しました。仕事と勉強の両立は簡単ではなかったです」

 

 博士号に続き、ヘルスケアカウンセラー、看護師、保健師の資格を取得し、2016年、参議院議員に当選し、現在に至る。

 

「私は日本維新の会の『憲法を変えて教育費を無償化すれば、この国は安心して子供が産める』という考えが好きなんです。女性が結婚して出産、子育てをしながらでも働きやすい職場にするために日本を変えていかないといけない。

 

 そこで必要なのはとんでもなく “ド強い” 女性。小池百合子さんのように、多くの人がついていきたいと思えるような女性が次々と出てきてほしい」

 

 取材が終わり、本誌のグラビアページを一枚一枚めくる石井議員。

 

「私たちの時代って線路の上に寝て撮影したりヌードになったりしてたけど、アヴァンギャルドな感じがもうダメな時代よね。アートという感覚がなくなっちゃったのかな。脱げなくなったら女優は終わり! 撮影の現場を見に行きたいわ!(笑)」

 

いしいみつこ
1954年2月25日生まれ キャスターや女優業の傍ら保健師、看護師、東大博士に。現在は日本維新の会・参議院議員。最新情報はTwitter(@ishii_ishin)にて

(週刊FLASH 2017年11月7日号)

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