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「どうしたNHK?」小林旭が“放送禁止歌”披露!「商品名バンバン」OKもセクハラ歌詞が「令和じゃアウト」の指摘
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.24 18:58 最終更新日:2024.07.24 21:10
7月23日、小林旭がNHKの音楽番組『うたコン』に出演した。この日の同番組は「応援ソングSP」と銘打たれていたこともあり、番組冒頭からヒット曲『熱き心に』を披露した。
「小林さんは御年85歳とあって、生放送の音楽番組に出演していたこと自体に驚きの声があがっていました。また、年齢を感じさせないしっかりとした歌声を披露していましたが、今回、驚かれたのはそれだけではありませんでした」(芸能記者)
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中盤には、持ち歌のスペシャルメドレーも披露した小林。『昔の名前で出ています』『ダイナマイトが百五十屯』に続いて歌ったのが、『自動車ショー歌』(1964年発表)だった。
「この歌は、実在する自動車ブランドの名前が多数、登場するとして有名なものです。大泉洋さんが出演する『水曜どうでしょう』で使われていたことでも知られています。ただ、公共放送として、特定の商品名や企業名を極力、避けるNHKでは“放送禁止”とされていたんです」(同前)
実際、小林のスタッフによるXの投稿でも《NHKで昔はダメだったこの歌も、令和の今はOKだそうです》と、“解禁”事情を明かしている。
視聴者による驚きの声も、X上では多く聞かれた。
《小林旭が自動車ショー歌を唄ったんだが、企業名も商品名もバンバン言うとるがな》
《「自動車ショー歌」歌いやがった(笑)どうした、NHK?》
ただ、最近のNHKでは、2020年大晦日の『紅白歌合戦』に出場した瑛人のヒット曲『香水』でも「ドルチェ&ガッバーナ」という企業名がそのまま歌われている。
「最近のNHKのガイドラインでは、番組に必要な内容で、そのことで広告する意思がない場合はOKとされています。瑛人さんも小林さんも、本人に広告するつもりがなかったので、歌詞であれば放送できるという判断だったのでしょう」(テレビ局関係者)
じつに60年の“放送禁止”を解かれた『自動車ショー歌』だが、X上には歌詞よりも内容について、こんな“コンプラ指摘”も……。
《歌詞を聴いた娘が「キモっあかんやろ」言ってて、確かに令和じゃアウトやな》
《う、不適切にもほどが。。あの子を》
というのも、自動車名に引っ掛けて、女性に向かう男の恋心を歌い上げるという曲のため、セクハラ的にとらえてしまった人もいたようだ。
時代によって、できることとダメなことは変わっていく。線引きは非常に難しい。
( SmartFLASH )