社会・政治社会・政治

米国大統領選でカマラ・ハリス旋風…「30歳年上政治家と不倫」の“ジジ殺しぶり”と“BRAT”な素顔とは

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.07.27 12:13 最終更新日:2024.07.27 12:13

米国大統領選でカマラ・ハリス旋風…「30歳年上政治家と不倫」の“ジジ殺しぶり”と“BRAT”な素顔とは

カマラ・ハリス副大統領(写真・共同通信)

 

 大統領選からの撤退を表明したバイデン大統領からの後継指名を受けたカマラ・ハリス副大統領が、急速に支持を伸ばしている。キーワードは“BRAT”と“Z世代”だ。

 

「ハリス副大統領の在任中の評価はあまり高くありません。ただ、数か月前からSNSを通じて、ハリス副大統領のダンスシーンや、メディアからのインタビュー、スピーチなどがZ世代の間で拡散されていました。“BRAT”はハリス副大統領を指す言葉です。

 

 通常では『手のかかるガキ』、『小生意気な娘』を意味するスラングですが、Z世代の間では、『自分の意志を貫くためなら、他人からは羽目を外しているように見られたり、発言が変と受け取られることも厭わない人』といった好意的な意味で使われます。ハリス副大統領は母親からよく、そう呼ばれていたそうです」(米通通信社記者)

 

 

 大統領選への出馬を表明した会見後、SNSではハリス副大統領が女学生や群衆の手拍子やダンスに合わせて、手を叩いたり、体を揺らしてリズムを取って踊る動画が拡散されていた。

 

「ハリス副大統領といえば、口を隠さずに大声で笑うことでもよく知られています。下品だとするむきもありますが、『自分はふふ、と含み笑いをするような家庭の出身ではない。いつも大声で笑い合う家庭にいた』と、まったく意に介す様子はありません」(同前)

 

 日本のSNSでは、カマラがサンスクリット語の蓮を表すことから、“アメリカン蓮舫”と揶揄する向きもあるが、実際、本家の蓮舫氏と同様に、過去には“美人過ぎる政治家”としてもてはやされた時代がある。

 

「2010年にカリフォルニア州司法長官に56歳の若さで選出されましたが。この時に、オバマ大統領が、『全米で最も美人の司法長官』と発言したことが、女性蔑視、ルッキズムと批判され、釈明を余儀なくされる事件がおきました。リベラル派であることは疑いようもないオバマ大統領が、口を滑らせたのは、それだけハリス副大統領の美貌が勝っていたということでもあります」(現地紙記者)

 

 ハリス副大統領には、現地でよく知られる“スキャンダル”もある。

 

「民主党の重鎮で、数々の不倫スキャンダルがあった元サンフランシスコ市長、ウィリー・ブラウン氏と不倫関係だったのは間違いない事実です。地元紙は約1年間不倫関係だったと報じており、ブラウン氏も認めています。ただ、ブラウン氏は当時奥さんと別居中だったので、いわゆる“ザ・不倫”ではありませんが、ブラウン氏はハリス副大統領の30歳年上。

 

 いずれにせよブラウン氏は当時、一介の弁護士だったハリス副大統領を2つの市の要職に付け、合わせて15万ドルの報酬を支払いました。この件は、他のブラウン氏の“情実人事”と一緒に、FBIの汚職捜査の対象になっています。また、ハリス副大統領が地方検事に立候補した時も、司法長官に立候補した時も、ブラウン氏は物心、両面の援助をしています。極めつけは2016年の上院議員選挙です。ブラウン氏は、共和党のアントニオ・ビヤライゴサ氏(当時、ロサンゼルス市長)に立候補を辞退するように圧力をかけたことを、側近から暴露もされています。

 

 別れた後もブラウン氏がここまでハリス副大統領を支援したのは、それだけ彼女に魅力があったからでしょうね。いわゆる“ジジ殺し”の能力があるんですよ」(同前)

 

 この勢いでトランプに勝てるのかどうかーー。まだまだ白熱の選挙戦は続く。

( SmartFLASH )

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る