「最終警告通知」を手に持たせ…76歳男性殺害容疑で逮捕の「自称動画配信者」37歳が見せていたSNSでの“異様な投稿”

 

　8月11日、徳島県警は徳島市伊月町の自称動画配信業、野崎貴広容疑者（37）を殺人容疑で逮捕した。同じマンションに住む無職、矢武健治さん（76）を殺害した容疑だ。

 

「野崎容疑者は『暴力は振るったが、殺す気はなかった』と、一部容疑を否認しているそうです。

 

　県警によれば、野崎容疑者は8月3日ごろ、矢武さんの居室かその付近で、何らかの暴行を加えて矢武さんを殺害したとされています。

 

　2人はもともと知人で、人間関係や金銭をめぐるトラブルになっていたようです」（地元紙記者）

 

　野崎容疑者のライブ配信サイトのページ、XやTikTokのアカウントは、インターネット上で公開状態になっている。

 

　なかでも、本名で登録しているXでは、自身の経歴について詳しく触れており、《略歴→徳島市立高校卒業、東京大学教養学部卒業→徳島県庁地域振興課→岩野総業→服役3回（約9年）→精神病院入院→社会復帰なう。現在37さい。早い話ヤクザの息子です、韓国人。彼女います》と、プロフィールにつづっていた。

 

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「6月24日には《な。な。なんだ？これは？　老人に一体なにが？！彼は眠れない》という内容とともに、被害者の矢武さんの手に『最終警告通知　矢武健治　殿　件の慰謝料請求に対して　来る4月15日までに現金15000円を野崎貴広、』と記された書類を持たせた写真を投稿していました。このことからも、金銭トラブルの様子がうかがえます。

 

　また、TikTokでは『貴ちゃん』の名前で活動しており、こちらにも矢武さんと思しき男性が、たびたび登場しています。7月10日には、矢武さんと思われる人物に、刑務所でおこなわれている『天突き体操』をさせている様子の動画を野崎容疑者は、TikTokに投稿していますが、2人の詳しい関係性は、いまいちよくわかっていません。

 

　ただ、野崎容疑者のSNS投稿は野生のカラスを捕獲する動画や、彫り途中の入れ墨の様子を投稿しており、異様といえる内容ばかりです」（週刊誌記者）

 

　じつは、事件が起きたと見られる8月3日にも、野崎容疑者はTikTokに画像を投稿していた。

 

　画像には、《皆様に、ご報告します　私、野崎貴広は　彼女と　別れることに　本日なりました。理由については　私の判断で語りません　私は、しばらくお仕事に　全力で打ち込みたいと　思います。》というメッセージが掲載されていた。

 

　しかし、犯行後と思われる8月6日には、何ごともなかったかのように自身の自撮り画像を投稿している、

 

　2人の間に、何があったのか――。

( SmartFLASH )