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小泉進次郎氏、「次の総理」へ期待大も「将来、後悔したくない」総裁選に手を上げられない“事情”

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.08.15 18:53 最終更新日:2024.08.15 18:53

小泉進次郎氏、「次の総理」へ期待大も「将来、後悔したくない」総裁選に手を上げられない“事情”

小泉進次郎にとって、総裁選より大切なものがあるという

 

 岸田文雄首相の総裁選不出馬をうけて、小泉進次郎元環境大臣の周辺の動きが、にわかにあわただしくなってきた。

 

「各報道機関の世論調査で『次の自民党総裁にふさわしい議員』として、石破茂元幹事長の次に位置づけられることが多く、若返りと世論受けを狙う議員からの期待値は高いです。一部で、父親で元首相の純一郎氏が『50歳になるまでは総裁選に立たないほうがいい』と助言したとされていますが、8月10日に配信された『ラジオNIKKEI』のポッドキャスト番組で、本人が『いま、43歳だ。仕事上の判断を、父に仰ぐだろうか。歩みを進めるも引くも自分で決めます』と語ったことから、周囲は“その気”を感じています」(自民党議員秘書)

 

 進次郎氏自身は出馬を明確にしていないが、6月6日には進次郎氏と同じ、神奈川県を地盤にする菅義偉(よしひで)前首相をまじえ、菅内閣で閣僚を務めた加藤勝信前厚生労働大臣、萩生田光一前政務調査会長、武田良太元総務大臣らと会食している。

 

 

「菅氏はことのほか、進次郎氏に目をかけています。2021年9月、菅氏が自民党総裁選に出馬しないことを決めたとき、進次郎氏は『総理が批判されてばっかりでしたけど、こんなに仕事をした政権はない。1年間でこんなに結果を出した総理はいない』と涙目で記者団に語り、それを知った菅氏も涙したそうです」(自民党関係者)

 

 進次郎氏が総裁選への出馬を決意すれば、菅氏も後押しをするとみられるが、ベテラン政治記者は「進次郎氏の出馬はないのではないか」として、ある意外な理由をあげた。

 

「彼はいま、子育てに一生懸命です。妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルさんとの間に、2020年1月に長男、2023年11月に長女が誕生していますが、最近は夜の会合を週1、2回に抑え、会合などは午前中にセッティングしています。

 

 早々に帰宅すると食事を作り、子どもを風呂に入れ、絵本を読み聞かせてから寝かせつける、という生活をしているんです。『将来、子どものためにこれをやっておけばよかった、と後悔したくない』ということだそうです。

 

 永田町では『政治人脈は夜につくる』と言われ、古くは料亭政治などが当たり前でしたが、進次郎氏は真逆の政治家人生を歩んでいますね。それをよく言わない政治家もいますが、進次郎氏は『子どもの医療問題』など、子育てをしていなければ気がつかなかった問題にも取り組んでいます。

 

 そういったこともあり、今回の総裁選には手を上げない、という選択肢もあるのではないでしょうか」

 

 Xには《子育てからの気付き、これからも積極的に発信して欲しい》と、応援のポストも多い。「子育て」が終わるまで、「総裁の椅子」に座るのはお預けか。

( SmartFLASH )

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