社会・政治
「マイナポータルに繋ぎすぎ」「悪用されても政府の責任ない」河野太郎、マッチングアプリとマイナ連携方針に国民の疑問続出
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.09.14 15:05 最終更新日:2024.09.14 15:05
9月13日、デジタル大臣の河野太郎氏が驚きのロマンス詐欺対策を発表した。
「河野太郎デジタル大臣は、恋愛マッチングアプリ事業者に対し、本人確認にマイナンバーカードを用いるよう働きかける方針を明らかにしました。目的はロマンス詐欺の抑止です。マッチングアプリ登録時に行う本人確認に、マイナンバーカードのICチップを用いることで、年収の証明も可能になるそうです。以前にも、マイナポータル経由で既婚・未婚を公的に認証可能にすると主張していましたが、『年収の情報も信頼性高く入手できる』と述べました。河野氏は、マッチングアプリでのマイナンバーカードの活用を今後さらに拡大させる意向です」(全国紙政治担当記者)
ロマンス詐欺とは、マッチングアプリやインターネットを通じて交流をつづけることで恋愛感情や親近感をもたせ、高額送金をさせる犯罪。マイナカードを使えばアカウント開設時に未婚や年収を明らかにでき、「安心安全な婚活が可能になる」と河野氏は主張するのだ。
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これにSNSからは疑問や拒否の声が渦巻いた。
《ロマンス詐欺が大量にいるアプリを作ってる企業が日本人企業なのかどうか分かってて行ってんのかこいつ(笑)》
《マッチングアプリの業者に情報筒抜けで更に不安を助長しているような…河野太郎様、真面目に考えてコレですか…》
《なんでこうなるの? マイナポータルに繋ぎすぎ! セキュリティーの問題とか不安でアプリの登録さえいないと思うけど》
《もうマイナンバーのたたき売り。そもそも持ち歩いたらいけないんじゃなかったの?健康保険も免許証も銀行口座もなにもかも詰め込んで、悪用されても政府の責任はない》
2024年3月、カオナビ子会社のワークスタイルテックが運営する労務管理クラウドサービス「WelcomeHR」で、サーバの設定ミスにより身分証明書(マイナカードや免許証、パスポート)や個人情報(クレジットカードや健康診断、障害の情報)など、16万2830人分が流出。マッチングアプリの業者も、同じ轍を踏まないという確証はない。
ただでさえセキュリティに不安が高まっているマイナカードだけに、マッチングアプリとの連携には国民もためらうのではないだろうか。総裁選に名乗りを上げている河野氏にとって、これは逆風になりはしないか。
( SmartFLASH )