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「政治家として一体何ができる」自民党 新潟でシドニー五輪メダリストを公認予定も批判殺到 見透かされる“近視眼的な人気取り”
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.09.16 16:35 最終更新日:2024.09.16 18:04
「恥の上塗りだ」、自民党県議の一人がこう呟いたーー。
自民党新潟県連が2025年の参議院新潟選挙区の県連推薦の候補者を決める選挙対策委員会が9月6日と11日、14日に断続的に開かれた。
結論は先送りされているものの次の同委で公募された候補者の中から、元競泳選手でシドニー五輪銀メダリストの中村真衣氏の擁立が事実上、決まっているという。
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「各支部の5割弱が中村さんを支持しています。残りのうち3割が県連一任ですから、中村さんで決まりでしょうね。
議論が長引いているのは、比例区で3期当選している元国土交通省事務次官の佐藤信秋議員が公募に応募したからです。
しかし、佐藤議員は12日に公募を撤回したのでこれで決まるはず」(地元紙記者)
中村氏は、新潟県長岡市出身。高校在学中の1996年にアトランタ五輪に出場、卒業後は中央大学に進学した。
引退後は、留学を経てタレント活動や水泳教室の指導などをしていたという。
前出の選挙対策委員会では中村氏に政治経験がないことが公認反対理由の一つとして挙がっていたが、Xでも不安視する声が多くポストされた。
《中村真衣ねえ 新潟では有名人だから選挙出れば恐らく当選するんだろうけど、政治家として一体何ができるのやら》
《また自民党から政治を知らずろくに仕事しない奴が多額の血税で生活したいと出馬だと 新潟市民、舐められてるぞ徹底的に落選させるべき》
《この期に及んで自民党から政治家になろうとするとか正気なの? 橋本聖子、堀井学のような裏金議員予備軍としか思えないんだけど》
冒頭の県議は、自民党の“近視眼的”な戦略についてこうボヤく。
「新潟は衆参共に立憲民主党が強い選挙区なんです。
自民党も地元人気が高かった元県知事の泉田裕彦元県知事(現衆議院議員)を擁立したり鷲尾英一郎議員を立憲民主党から引く抜くなどの選挙対策はしてきました。
しかしこうした“戦略”は、引退が決まっている二階博俊元幹事長がすべて差配したもの。
今は司令塔が不在の状態です。
間近とされる総選挙に向けて、無党派層へアピールできる中村氏を“応援要員”として選んだのだと思いますが、どこまで効果があるのか……。
もう自民党は短期的なものの見方しかできないのかもしれません」
知名度だけで当選できるほど甘くないはず……。
( SmartFLASH )