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齋藤知事「不信任決議」で四面楚歌も “拾う神” あり「2匹目の石丸を狙え」テレビ業界から猛烈ラブコール!

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.09.20 18:45 最終更新日:2024.09.20 18:47

齋藤知事「不信任決議」で四面楚歌も “拾う神” あり「2匹目の石丸を狙え」テレビ業界から猛烈ラブコール!

兵庫県議会に出席する齋藤元彦兵庫県知事(写真・馬詰雅浩)

 

「覚悟と判断が必要なので、しっかりと考えていきたい」

 

 冷たい表情で紋切り型の回答を繰り返す “暴君王” は、報道陣に一礼すると、会見の場から静かに去っていった──。

 

 9月19日、兵庫県本会議で、齋藤元彦兵庫県知事に対して不信任決議案が提出され、全会派一致で可決された。

 

 

「齋藤知事は、7月7日に自死した元西播磨県民局長による告発文書をきっかけに、“おねだり体質” と “パワハラ疑惑” が明るみに出ました。

 

 また、2023年11月のプロ野球優勝パレードの経費不正に関与させられた元課長の自死も判明。齋藤知事の進退に関する報道が過熱するなか、当の本人は一貫して辞職を否定してきました」(政治部記者)

 

 今回、議員86人全員から辞職を要求されるという、“四面楚歌” 状態に陥ったわけだが、失職後の次なる一手はなんなのか。

 

「前職でもある総務省が、次の食い扶持ぐらい見つけてやるんだと思います。しばらくおとなしくさせて、ほとぼりが冷めたらどこかのポジションにはめ込むんじゃないか」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏)

 

 失職後は “元サヤ” に戻ると予想される齊藤知事だが、捨てる神あれば拾う神あり。ある業界が「2匹目のどじょう」を狙って、水面下で色めき立っているという。

 

「ワイドショーのコメンテーターとして採用したいです」

 

 こう語るのは、TBSの関係者だ。アンチも多い齋藤知事を起用するメリットとは?

 

「ずばり話題性ですよ。アンチが多いのも、それだけ世間から注目されている証拠ですからね。最近だと、石丸伸二氏が都知事選で注目された時期に『サンデージャポン』に出演して大反響を呼びました。選挙特番で物議を醸した “石丸構文” についてじっくり話を聞けましたからね。

 

 もちろん、すべての視聴者から共感を得たわけではないですが、『テレビは話題になってナンボ』とすれば大成功でした。まさに、“2匹目の石丸” を狙えですよ。

 

 齋藤知事が『サンデージャポン』に出てくれれば、デーブ・スペクターさんや杉村太蔵さんだけでなく、それこそゲストで石丸さんと討論をすればお茶の間は沸くんじゃないかな。

 

 しかも、失職後 “テレビ初登場” となれば話題性は十分ですし、『知事時代に言えなかったことをすべて話します!』となれば、かなり視聴率も期待できますよ。今後、水面下でオファーを出す局は多いと思います」

 

 同じくフジテレビ関係者も、コメンテーター起用を視野に入れているという。

 

「知事でなくなったら、すぐにでもお願いしたいです。毎日のようにワイドショーに取り上げられて、いま日本でいちばん有名な政治家ですからね。

 

『めざまし8』に出てもらって、橋下徹さんや古市憲寿さん、金子恵美さんなどのコメンテーターの方と論争してくれたら盛り上がるでしょうね。メンタルは強そうだから、論破されてシュンとなるタマでもないでしょうし(笑)」

 

 日本テレビも、“齋藤争奪戦” に名乗りを上げる。

 

「SNS上では、意外と齋藤知事に同情めいた声もあるんですよ。会見で横柄な態度や、声を荒らげるなどの醜態を見せていないせいもあるかもしれません。

 

 杉村さんや豊田真由子さんなど、脛にキズを持つ元政治家のコメンテーターはけっこういますから、今後いかに “開き直れるか” ですね」

 

 一方、テレビ朝日関係者は、いまのままだと一過性のブームで終わってしまうと、“キャラ変” を提案する。

 

「齋藤知事は真面目すぎて、エンターテインメント性に欠けます。会見での表情は硬いし、コメントもつまらない。その点、石丸さんはメディアを意識して、あえて挑発的な強い言葉を発するなど、反感を買おうが主義・主張を貫く個性がある。

 

 テレビはある意味、“道化師” みたいなタレント性がないとウケないんです。ただ、テレビ慣れしてくれば化ける可能性はおおいにある。知事時代の経験を生かして、“毒舌キャラ” になればブレイク間違いなしですよ(笑)」

 

 たしかに “素地” はあるような……。

( SmartFLASH )

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