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警察も “反社認定” 羽賀研二、3度め逮捕の裏に10年以上の “黒い人脈”…「4億円なんて払うつもりない」こぼしていたカネへの執着

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.09.27 15:15 最終更新日:2024.09.27 15:15

警察も “反社認定” 羽賀研二、3度め逮捕の裏に10年以上の “黒い人脈”…「4億円なんて払うつもりない」こぼしていたカネへの執着

友人から譲り受けた軽自動車に資材を乗せ、早朝から県内を走り回る

 

「今回の事件で、警察は彼のことを『暴力団関係者』という言い方をしていました。要は、“反社認定” しているということです」(捜査関係者)

 

 9月25日、愛知県警は元タレントの羽賀研二(本名・當眞美喜男)容疑者(63)ら7人を強制執行妨害目的財産損壊等の疑いで逮捕した。逮捕したなかには元妻の當真麻由容疑者(47)や、六代目山口組弘道会傘下稲葉地一家総長松山猛容疑者(69)、司法書士の野崎史生容疑者(57)らが含まれていた。

 

 前回の逮捕時から羽賀容疑者をよく知る知人は、彼の “黒い人脈” についてこう明かす。

 

「羽賀容疑者は未公開株の売買で、元値の3倍の1株120万円という価格を提示して3億7000万円を受け取ったとして、2007年に詐欺等で逮捕されました。結局、2013年に懲役6年の刑が確定し、沖縄刑務所で服役していましたが、当時羽賀が親しくしていたのがヤクザの組長でした。この逮捕当時から、組長宅に行ったり、組長の子供の運動会に行ったりするほどの親密ぶりでしたよ」

 

 

 詐欺罪で逮捕後、3億7000万円を羽賀に払った被害者は、民事でもお金の返還を求めて訴えを起こし、大阪地裁は約4億円の支払いを彼に命じている(2017年5月に大阪高裁で確定)。ここから、羽賀容疑者の2度めの逮捕、そして3度めとなる今回の逮捕にまでつながっていく。

 

「裁判所からの命令が出ても、彼は支払うつもりがないようでした。実際、羽賀容疑者は『捕まって服役しているのだから、金なんか払うつもりはない』と話していましたから。

 

 しかし、当然そうはいきません。命令された約4億円は払わないといけないのですが、羽賀にはそれだけの大金はありません。そうなると、裁判所は彼の資産を差し押さえることになります。

 

 2016年、羽賀は、沖縄に所有していた不動産を妻名義に変え、妻とは戸籍上離婚したことにして、不動産の差し押さえを逃れようとした。これが偽装離婚による財産隠しに当たるとして、2019年に2回めの逮捕に至ったのです。このときも、元妻と一緒に逮捕されています。

 

 そして今回は、その不動産を、2023年6月に妻名義から自分の会社名義に変えたことが発覚した。またしても差し押さえを逃れようとしたとして3回めの逮捕になりました」(前出・羽賀容疑者の知人)

 

 自らが築き上げた資産を、必死に守ろうとしたのだろうか。だが、羽賀容疑者単独でこうした “悪知恵” を働かせたわけではないようだ。警察は当初から、指南役がいるとみていた。前出・捜査関係者が明かす。

 

「警察は、羽賀容疑者に指南したのが、一緒に逮捕された司法書士だとみています。さらに、その司法書士を紹介したのが、松山容疑者だったのではないかと思われているのです。羽賀容疑者からヤクザに資金が流れていることが明らかになれば、羽賀容疑者には致命的になるでしょう」

 

 羽賀容疑者は自身のXで、新たに韓国料理店を沖縄にオープンさせることを明かしていた。それも今回の逮捕でとん挫する可能性がある。少なくとも、羽賀容疑者が熱望していた芸能界復帰は完全に断たれ、夢のまた夢となってしまった。

( SmartFLASH )

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