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高市早苗氏「衝撃敗戦」で永田町では石破氏に投票“踏み絵リスト”が拡散中…盟友議員は「攻撃的なリプしないで」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.01 17:54 最終更新日:2024.10.01 17:54

高市早苗氏「衝撃敗戦」で永田町では石破氏に投票“踏み絵リスト”が拡散中…盟友議員は「攻撃的なリプしないで」

高市早苗氏

 

 自民党総裁選から4日。ついに首班指名選挙で新総裁の石破茂氏が指名され、10月1日に石破新内閣が発足。

 

 しかし、まだ“敗兵”にまつわる話題が永田町を渦巻いていて――。

 

 1回めの投票でトップに立った高市氏だったが、2回めの投票で都道府県連票と議員票のどちらもで、石破氏に逆転されるという衝撃的な敗戦。

 

 

 女性初の総理大臣誕生とはならず、高市氏は石破氏からの自民党総務会長就任の打診を断わり、入閣も断わったという。

 

「総裁選後の動きからも、高市氏は石破政権と距離を取る姿勢を見せています。石破氏は早期解散の方針に転換しましたが、党内融和については疑問が残っている状況です」(政治担当記者)

 

 そんななか、永田町ではいつものように“怪文書”が流れている。本誌が入手したのは「2024決選投票で石破茂議員に投票した国会議員」と題したリストだ。

 

 書面上は「2024年9月29日作成」となっており、リストの注釈欄には「※推薦人以外の赤文字は、一回目と決選投票の2回とも石破氏に投票した議員」「※各議員の投票先が判明し次第、随時追加していきます」などと記載されている。

 

「このリストには決選投票で、石破氏に投票した自民党国会議員189人のうち、71人の名前が書かれています。また、ソース等の欄には報道機関の名称などが載っており、メディアなどで公言した情報から収集しているようです。

 

 1回めの投票は、推薦人の顔ぶれやグループごとの動向などから、誰がどの候補に投票したかは、だいたいわかります。しかし、決選投票のそれは本人が言わない限り、全容がわかることはありません。

 

 石破氏に投票した議員が判明すれば、すなわち“石破氏に従順な議員”もしくは“高市氏に反発した議員”が明確になるわけで、このリストの裏には、自民党を分裂させたいという意向があるのでは……。リストの作成者や目的は不明ですが、まるで“踏み絵”のようですね」(前出・政治担当記者)

 

 党内分裂は支持者の間で起こってもいるようだ。自民党の小野田紀美参議院議員は、9月27日の総裁選の投開票の直後に、自身のXでこんな投稿をしていた。

 

《悔しい気持ちは重々分かりますが「高市先生のためにならないから、他候補やその推薦者に攻撃的なリプとかしないで」は、今も今後も、頭の片隅に残して欲しいです》

 

 小野田氏自身は、岡山県選出の国会議員一同で応援した同郷の加藤勝信元官房長官に1回めに投票、2回めは高市氏に投票したことを告白している。

 

「かねがね、小野田氏は高市氏を憧れの人と公言していたため、加藤氏の応援にまわったことに、総裁選の投開票前からネット上では批判の声があがりました。

 

 その批判がおもに高市氏の支持者からだったことで、小野田氏は《絶対にこういうリプしないで下さいね。高市先生のためにならないので》と、一つひとつに返信していたんです。

 

 そのため、総裁選後も高市氏の支持者などが、ほかの候補やその支持者を攻撃することを見据えて、牽制した形だったのだと思います」(前出・政治担当記者)

 

 命運握る総選挙に向けて、自民党の足並みは揃うのか――。

( SmartFLASH )

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