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「コンパニオンを連れて夜の街に」元長野県議 妻の殺人容疑で初公判も真っ向否定――関係者らが語っていた“女遊び”の裏の顔

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.17 18:30 最終更新日:2024.10.17 20:34

「コンパニオンを連れて夜の街に」元長野県議 妻の殺人容疑で初公判も真っ向否定――関係者らが語っていた“女遊び”の裏の顔

2013年、仲間と旅行したときの丸山容疑者


 10月16日、自身の妻を殺害したとして殺人罪に問われた元長野県議・丸山大輔被告の裁判員裁判初公判が長野地裁で行われた。

 

「2021年9月に妻・希美さんは自宅兼事務所で窒息した状態で発見されました。喉の骨の一部が折られており、強い力が加わったと思われます。事件から1年経っても犯人は捕まらず、犯人探しが難航している時に、丸山被告はテレビ番組の取材に対して『犯人がどんな心境でそういうことに至ったのか、今はどうしているのか真相を早く知りたい』と悲痛な想いを語っていました。丸山被告は明治から続く老舗『笑亀酒造』の4代目社長であり現役県議。まさか誰も疑っていませんでした」(社会部記者)

 

 ところが、状況が一変したのは2022年11月のこと。丸山被告が逮捕されたのだ。初公判で丸山被告は「妻を殺害したのは私ではありません」と容疑を否認し、検察側と真っ向から対立している。

 

 

 本誌は逮捕当時、丸山被告の現地での評判を取材している。経営していた酒造の経営は悪化の一方を辿っていたようだ。近隣住民はこう語る。

 

「先代が急に亡くなって、丸山が社長兼杜氏として引き継ぎましたが、所詮はお酒のことは何も知らない素人ですからね。お客さんからは『味が変わった』と言われ、酒店で売れる笑亀の酒は半分以上減りました。1年間で2度も、笑亀さんが酒店からお酒を回収したことがあったんです。理由を聞いたら『お酒が濁っていたり、酸味があって飲めたものじゃない』と、お客さんからクレームが殺到したからだということでした」

 

 地元・長野県塩尻の市議は、「希美さんが実家の有名漆器店からお金を借りて、どうにか酒蔵を救った」と明かしていたが、さらに問題視されていたのが“女グセ”だ。

 

「じつは、長らく長野市内に愛人がいることが、仲間内では知られていました。相手は、地元の自民党関係者の女性で、W不倫。丸山県議は(取材当時)2期めですが、塩尻市長選への出馬を打診されていました。しかし彼は頑なに断わるんです。というのも、市長になると一日の行動記録を市に提出しないといけないうえに、長野市に行くこともままならなくなる。

 

 だから丸山は、『愛人とつき合えなくなるから、市長選には出ないよ』とまじめに言うんです。彼は地元の塩尻では遊ばず、長野市で開かれる県議会の期間中に遊んでいたようで、よく仲のいい議員と男女4人でコンパしていましたよ」(長野市議)

 

 地元の酒屋は丸山被告との旅行中に起きた出来事を思い出す。

 

「丸山が県議会議員になるまでは、地元の酒店店主らと、年に一度旅行に行っていました。旅行先では、宴会にコンパニオンを呼ぶこともありましたが、まあモテてましたね。気づいたら、彼のまわりをコンパニオンたちが取り囲んで、彼も得意気でした。顔もいいし、慶應卒で頭もいい。おまけに、老舗の4代目でカネもありましたからね。奥さんなしで旅行に行ったとき、いつのまにかコンパニオン2~3人と夜の街に消えていた、なんてこともありましたよ」

 

 女性関係の噂が絶えなかった丸山被告。しかし、希美さんが亡くなっていた塩尻の自宅と、事件当日に丸山被告がいた長野市・議員会館までは直線で約60km離れている。

 

「検察側は丸山被告が運転する車が、事件前後に複数の防犯カメラに映っていたと主張していますが、弁護側は『当日は議員会館にいて現場には行っていない』と反論しています。完全に相反する主張であり、検察がどこまで防犯カメラの正確さや丸山被告が運転していたことを証明できるかという点が注目です」(社会部記者)

 

 丸山被告は悲劇の夫なのか、それとも妻殺し犯なのか――。真相究明が待たれる。

( SmartFLASH )

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