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「見苦しい言い訳」「管理上おかしい」萩生田光一氏 自民党“裏公認2000万円”に「気づかなかった」「有難迷惑」怒り投稿も国民激高
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.25 14:49 最終更新日:2024.10.25 14:49
10月23日付のしんぶん赤旗のスクープ記事「裏金非公認に2000万円 公認と同額 自民本部が政党助成金」に、10月27日投開票の衆院選で当落線上にいる自民党候補者が頭を抱えている。
「これまで『野党候補と激しく競り合う』と現状を伝えられていた自民党候補者が、この報道以降は『やや先行を許す』などに表現が変わりました。明らかに影響を受けています」(全国紙政治部記者)
森山裕幹事長はすぐさま「候補者に支給したものではない。党勢拡大のための活動をしていただきたいという趣旨で政党支部に対して活動費として支給した」と火消しに回ったが、鎮火せず。24日には石破茂首相も街頭演説などで「政党支部に出しているのであって、非公認の候補に出しているのではない。選挙に使うことは全くない」と声を張り上げたが、その必死さがかえって「有権者には『後ろめたいから』と聞こえたのではないか」(立憲民主党議員秘書)と「燃料投下」となり、炎上の勢いは増した。
「この状況に最も頭を抱えているのが、裏金問題で非公認とされ、無所属で東京24区から出馬している萩生田光一元政調会長でしょう。野党候補とほぼ横一線の戦いをしていましたが、この報道でリードを許す展開になりそうです。そのため24日に事務所のXに『経緯の説明動画』を投稿しました」(同前)
その内容は、自民党への「反旗」ともとれる、激烈な内容だった。
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「萩生田氏によると、支部の政党交付金専用口座に2000万円が振り込まれたのは、選挙公示後の10月16日付だったということです。さらに、萩生田氏は報じられるまで気づかなかったとのこと。
続けて『私は無所属。党のマニュフェストさえ届いていない。党勢拡大の何について一体使用できるのか、非常にわかりにくく誤解を招くものだ。なぜ選挙中に支給したのか。執行部の判断に対して大変疑問を抱いている』と憤慨していましたよ。
さらに、『私はこれまで執行部の批判を控えてきたが』と前置きして、非公認とされた基準や今回の政党交付金の執行部の対応に『首をかしげざるを得ない』と批判しました。
そして最後に、『(交付金支給は)ありがた迷惑な話だ。あらぬ誤解を招いているため、返金も含めた対応を自民党本部と協議する』と怒り心頭でした」(政治ジャーナリスト)
これを受けてタレントの松尾貴史氏は、自身のXに《「党勢拡大のために使ってね」とも何も知らせがなく振り込まれていたのですか。「突然振り込まれてありがた迷惑」 いやはや、すごい政党ですね……》と呆れ返ったポストをしていた。
確かに、報じられるまで2000万円の存在を気づかなかったとはなかなか苦しい言い訳にも感じるが……。有権者の怒りもすさまじい。Xには猛批判の声が荒れ狂っている。
《報道されるまで気づかなかったとは ありがた迷惑なら返してくれ 国民の税金ですよ》
《ばれると「勝手に振り込まれていた」、「使っていない」、「返金する」と見苦しい言い訳する》
《2000万円の振り込みを1日、2日ならともかく公表されるまで認識できなかったとしたら管理上おかしくないか?》
政治とカネの問題に、国民は辟易している。
( SmartFLASH )
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