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「無敵のインバウンド」外国人観光客で続くトラブルに皮肉…“鳥居懸垂騒動”に次いで「レンタルカート業者不起訴」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.10.26 18:49 最終更新日:2024.10.26 18:49

「無敵のインバウンド」外国人観光客で続くトラブルに皮肉…“鳥居懸垂騒動”に次いで「レンタルカート業者不起訴」

公道を走るカートはこれまで度々問題視されてきた(写真・時事通信)

 

《不起訴ばっかりだなぁ。カートの外国人を日本人が車でひいてしまったら不起訴にはならんのだろうけど》

 

 10月11日、朝日新聞は無免許の外国人観光客にカートを貸し出したとして、都内のレンタル業者の責任者が、道路交通法違反の疑いで書類送検されたと報じた

 

「記事によると、今年の4月、東京・大田区にあるレンタルカート事業をおこなう会社の40代男性責任者が、国際運転免許を持っていない外国人観光客の2人に、カートを1台ずつ貸し出し、そのうち1人が物損事故を起こしたそうです。駆けつけた警察の調べにより無免許運転が発覚し、外国人観光客らは、無免許による道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されました。

 

 

 一方、責任者の男性は、無免許運転幇助の疑いで、9月3日付で書類送検されました。レンタル会社は、国際免許に関するルールの周知が徹底されていなかったとするも、同紙の取材に対し『お話しすることは一切ありません』と回答しています。都内を中心に外国人観光客に人気のレンタルカートですが、業者の摘発は異例のようです」(社会部記者)

 

 警視庁は、重大事故を招く恐れがあったとして、レンタルカート業者の40代の男性責任者の起訴を求める「厳重処分」の意見を付けていたが、東京地検は25日までに男性責任者の不起訴処分を決定。理由は明らかにしていないという。

 

 冒頭のポストは、この報道に対する一般ユーザーのものだ。これ以外にも、東京地検のくだした不可解な決定に、X上では、

 

《ほら出た、無敵のインバウンド》

 

《外国人優遇なの?また不起訴。。。検察、仕事してよね!》

 

 といった不満の声が数多くあがっている。9月には、仙台地検が宮城県気仙沼市の神社で知人の女性と性的な行為をしたとして逮捕されていたオーストリア国籍の男性を不起訴処分としている。

 

「今回については、公道を走るカートの危険性が以前から指摘されていました。円安の影響を受けて次々と増加する外国人観光客との摩擦が強くなっているのです。

 

 例えば、10月14日にはチリ人女性が神社の鳥居にぶら下がり、懸垂やダンスのような動きをしている動画がSNS上で注目を集め、批判が殺到しました。彼女は元体操選手で14万人のフォロワーを持つ人気インスタグラマーです。動画は北海道室蘭市の神社で撮影されたものとみられ、ほかにも、神社の階段を逆立ちで降りる動画がありました。

 

 批判の声を受けて彼女は元の動画を削除したうえで、『私の行動を謝罪します。失礼なつもりはありませんでした』と、謝罪動画を投稿しました。一連の問題は、いわゆるオーバーツーリズムの一種でしょうね。観光公害とも呼ばれ、たくさんの外国人観光客がやってくることで、地元住民が迷惑を被るという現象です。ヨーロッパではすでにあえて観光客を制限する自治体も出てきていますが、日本もそのうち考えなくてはいけなくなりそうです」(前出・記者)

 

 どちらもウィンウィンの関係をつくりたいものだ。

( SmartFLASH )

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