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「選挙の責任取ったはず」の小泉進次郎氏、「会見リスクなし」の党要職復帰…目指すは“イクメン”で総裁候補返り咲き
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.01 19:50 最終更新日:2024.11.01 19:54
衆院選で自民党の小泉進次郎氏の応援を受けたものの、落選した前議員が苦笑しながらこう明かす。
「落選した候補のもとに、小泉さんから10月30日に連絡がありました。『力になれなくて申し訳ない』といった内容です。ほかの落選候補にも、同じ日に電話をかけたと聞いていますよ。自宅からだったのか、電話口からは子どもの大きな声が聞こえました。彼も彼でたいへんだろうなと、つい同情しました」
自民党が大敗した衆院選の責任を取って、10月28日に選挙対策委員長を辞任した進次郎氏。先の党総裁選では3位に躍り出るなど、世間をにぎわせたが、今回の“失態”で再び総理の座は遠のいた。
「小泉氏は、今度は政治改革本部の事務局長に就任することになりました。同本部は、石破茂首相が就任直後に設置した、肝いりの組織です。石破首相の直属の機関とされ、本部長には渡海紀三郎前政調会長がついています。
裏金問題や、以前から世論の反発があった調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)問題を、おもに議論する組織です。今国会では、政治資金を監視する『第三者機関』の設置や、政策活動費の適用範囲などを議論する予定で、年内にも法案の成立を目指して取りまとめる方針です。しかし、そもそも不安定な政権なので、どこまで進められるのか……」(政治部記者)
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とはいえ、総選挙での大敗で高まる石破首相への責任論が、“責任を取ったはず”の小泉氏の党要職復帰で勢いづく可能性は高い。
「旧安倍派幹部の萩生田光一元政調会長は、自分と同様、裏金事件で公認を得られなかったなかで当選した、ほかの議員に対し『(党に)戻ったら、暴れましょう』と焚きつけている様子です。復党を認めない姿勢を明確にしている森山裕幹事長への憤りはすさまじく、ここを抑えてもらう役割を、小泉氏が果たすことになります。それに、政治改革本部は定例会見がないので、“ポエム”を披露して失笑を買うリスクも少ないです。ここで結果を出せれば、有力な総裁候補として再び目が出るでしょう」(同前)
冒頭の前議員はこう話す。
「青年局長だったころまで、小泉さんの携帯番号を知っている議員は党内で数名といわれていました。最近は定期的に勉強会もやっており、党内に仲間を増やそう、という気持ちが強いようです。とはいえ、妻の滝川クリステルさんが取り組む動物愛護活動にかかわる厚生労働省とは、意図的に距離を取っているようです。そろそろしっかりと奥さんと話し合い、“政治利用”してもいいんじゃないかと思いますが……」
国民へのアピールのため、“イクメン”をもっと前面に押し出してもよさそうだ。
( SmartFLASH )
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