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「売れない地下アイドルだったのに」国民民主・玉木代表、キャスティングボート握って喜び隠せずも…テレビ出すぎを危惧する声

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.04 17:10 最終更新日:2024.11.11 15:49

「売れない地下アイドルだったのに」国民民主・玉木代表、キャスティングボート握って喜び隠せずも…テレビ出すぎを危惧する声

ニヤケが止まらない玉木代表(写真・長谷川 新)

 

「今年最後の3連休となった11月2・3・4日。テレビのスイッチを入れると、毎日、国民民主党玉木雄一郎代表の顔を見たような気がします」(芸能担当記者)

 

 10月27日投開票の衆院選で、大きく躍進したのが国民民主党だ。それまでの7議席から実に4倍となる28議席を獲得。自民党の大敗、与党の過半数割れにからみ、今後、大きく政局に影響をもたらしそうだ。

 

 冒頭の芸能記者の弁を確認すべく、同党の公式Xを確認すると、「メディア出演情報」として玉木氏の出演番組がたびたび告知されている。そこに記載された出演本数を鑑みれば、「メディアジャック」と言えそうなほど、玉木代表が出ずっぱりだったとわかる。

 

 たとえば連休前日の11月1日には、16時30分『かんさい情報ネット ten.』(読売テレビ)、18時30分『泉房穂の情熱ラジオ』(ニッポン放送)、23時08分『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)、11月2日は8時『ウェークアップ』(日本テレビ系)、17時30分『報道特集』(TBS系)、11月3日は7時30分『日曜報道THE PRIME』(フジテレビ系)、10時『NIKKEI日曜サロン』(BSテレ東)、10時15分『サンデージャポン』(TBS系)――などだ。

 

 

「自民党の石破茂首相、立憲民主党の野田佳彦代表、日本維新の会の馬場伸幸代表のテレビ出演はほぼ見かけませんでしたから、玉木代表の露出は突出しています。

 

 また、これらの番組で発言した内容が、その後のニュース番組やワイドショーなどで再び取り上げられますから、『玉木代表がいつもテレビに出ている』という印象を持たれるのでしょう。

 

 今回の衆院選で、国民民主党は『手取りを増やす』というわかりやすいフレーズで大躍進しました。現状でキャスティングボートを握っているのは間違いなく、出演依頼は今後も続くでしょう。実際、ビジュアルもよく、明るい口調と相まって、テレビ向けのキャラです」(民放情報番組ディレクター)

 

 玉木氏は、フジテレビのインタビューに、

 

「ずっと売れない地下アイドルって言われていたので、売れない地下アイドルのままで頑張っていたんですけど、ようやく地上に出てこれるかな」

 

 と自虐的に語っている。突如迎えた「モテ期」を謳歌しているのだろうが、党内には心配の声もあるようで……。

 

「『好事魔多し』の喩えのように、出演の多さが逆効果になるのではないか、という声があるのも事実です。下手な発言をしたり、足元をすくわれたりするのではないかと、心配する人もいます。

 

 また、メディア出演にかかりきりになって肝心の政治家としての職務に支障をきたさないか、という懸念もありますね」(国民民主党関係者)

 

 こうした露出増にいい印象を持たない人もいるようだ。Xには、こんな声が寄せられている。

 

《テレビが玉木雄一郎ばかり取り上げる たった28人になっただけ》

 

《テレビは気持ち悪いくらい国民民主党と玉木雄一郎ばかり》

 

《ネットのおもちゃだった玉木雄一郎がテレビや新聞のおもちゃにされている》

 

「出る杭は打たれる」のが永田町だが、「出すぎた杭は打たれない」とも言われている。玉木氏はどちらだろうか。

( SmartFLASH )

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