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【本誌発】玉木雄一郎氏、街頭演説で「タダ乗り宿泊疑惑」の質問をスルー…「不倫はダメ」迫る女性に声を荒らげるスタッフも

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.12 18:23 最終更新日:2024.11.12 19:14

【本誌発】玉木雄一郎氏、街頭演説で「タダ乗り宿泊疑惑」の質問をスルー…「不倫はダメ」迫る女性に声を荒らげるスタッフも

11月11日夜、街頭演説会に姿を見せた玉木雄一郎氏(写真・皆川拓哉)

 

 11月11日朝、本誌「SmartFLASH」は国民民主党玉木雄一郎代表と「高松市観光大使」を務める元グラドル・小泉みゆきとの不倫を報じた。

 

 それを受け、玉木氏は朝9時30分から衆議院第1議員会館内で緊急記者会見を開き、本誌報道を「おおむね事実」と認め、謝罪した。

 

 この日は、総選挙後に召集された特別国会とあって、玉木氏は党の両院議員総会・代議士会、首相指名選挙のための本会議出席と忙しいスケジュールをこなした。そして、最後は午後6時45分、東京・有楽町で開かれた国民民主党の街頭演説会に姿を現した。

 

 

 政治担当記者がこう話す。

 

「現場には、今回の総選挙で当選した新人議員も駆けつけました。演説会場には、国民民主党の支持者らが大勢つめていたようです。玉木氏が姿を見せると、ところどころから拍手が沸き上がっていましたからね。

 

 玉木氏の横には、盟友の榛葉賀津也幹事長が寄り添い、気合を入れるかのように玉木氏の両肩をポンと叩きました。そして、玉木氏が話し始める直前にも、玉木氏の耳元で何かささやきました。おそらく『頑張れ』と言ったのでしょう」

 

 玉木氏は聴衆に向け、ゆっくりと話し始めた。

 

「今日は恥を忍んでここに来ました」と切り出した玉木氏は、街宣車に登らず、地面から挨拶。それについて、「高いところからみなさんを見下ろすようななかで、演説したり、思いを伝えるなかで、なにか自分のなかに慢心や勘違いが起こった」と反省の弁を述べた。

 

 そして、

 

「家族のみならず、今日、こうしておこしいただいているみなさん、国民民主党の党員、サポーターや全国で応援をいただいているみなさん、今日はいつも支えていただいている自治体議員、国会議員の仲間、そんなみなさんに、まずは心からお詫びを申し上げなければなりません。本当に申し訳ありませんでした」

 

 と、小泉との不倫についてあらためて謝罪し、玉木氏は頭を深々と下げた。衆院選では「手取りを増やす」を掲げ、大躍進を果たした国民民主党。それを期待している有権者は多いだろう。

 

 もちろん、玉木氏は今後の政策についても言及し、

 

「いわゆる103万円の壁の引き上げの問題、この実現に全力で取り組んでいきたいと思っています」

 

 と宣言すると、聴衆からは拍手が起こった。

 

 終盤に「私たちが選挙で約束した103万の壁の引き上げ、基礎控除を引き上げ、手取りを増やす政策は今の日本に必要です。だからこそ、あらためてみなさん、力を貸してください」と呼びかけ、またも聴衆から拍手喝采を浴びた玉木氏。

 

 堂々たる演説には見えたが、玉木氏がマイクを握ったのはわずか6分ほど。そのまま、党のスタッフらと握手しながら、玉木氏は演説会場を立ち去ろうとした。前出の政治担当記者がこう話す。

 

「去り際には、報道陣が玉木氏に質問を投げかけました。演説の感想を問われると、玉木氏は『ありがたいです。しっかり反省して、仲間と一緒に一生懸命やっていきます』と返答。

 

 その後、同じ記者が『政治活動のために取ったホテルに女性を呼んだという報道がありますが?』と聞こえる距離で話しかけましたが、それを玉木氏は “無視” して会場を離れました」

 

 玉木氏がスルーした質問は、本誌「SmartFLASH」が指摘したものだろう。7月26日、政治活動のために帰郷した玉木氏が、高松市内のホテルに宿泊した際、翌日に自身のイベントが控える小泉を一緒に宿泊させた “タダ乗り” 疑惑だ。

 

 11月7日に本誌が玉木氏に質問状を送付して以降、会見なども含めて、一度もこのことについて、説明されていない。

 

 この日の街頭演説会は、事前に告知されていたため、玉木氏の報道を見て訪れた人、立ち止まった人も多かったようだ。有楽町を通勤経路にしていた会社員男性は、「人だかりがあったので、気になって見に行ったら、玉木氏の演説だった」と話している。

 

 そのため、集まったのは “支持者” だけではなかったようだ。

 

「会場を後にする際にも『玉木さん、頑張ってください』『期待してます』などの温かい声援があがっていましたし、どちらかと言えば、応援する声が多かったんですが、一部の聴衆からは『バカタレ』『ふざけんなこの野郎』などの声もあがっていました。

 

 なかには、ビラを配っている国民民主党のスタッフに『不倫なんかダメだよ。演説なんかやめろ』と、チクリと言う老齢女性もいたんです。すると、それを耳にしたスタッフが『憲法があんだよ!』と声を荒らげ、揉めている様子もありました。

 

 スタッフの発言意図はわかりませんが、演説と関わる『表現の自由・集会の自由』の話をしたかったのでしょうか。その後、その老齢女性が駅のほうに去っていくと、スタッフは追いかけるような仕草を見せていました。

 

 玉木氏の演説時間は短かったですが、一応、街頭においても謝罪したという痕跡は残せたわけです。現場にいたスタッフは『ふだんは写真を撮ってもらうんですけど、(時間が短いので)どうしようもないですね』などとぼやいていましたね。

 

 また、支持者からは『奥さんや支援者に謝っても、不倫相手への謝罪がなかったのはどうなのか』など疑問の声も出ていました」(前出・聴衆の会社員男性)

 

 議席4倍後の国会召集日という、“晴れの日” になるはずが、一転して謝罪行脚になってしまった玉木氏。ただ、SNSを削除して、息を潜めている小泉に比べれば、茨の道ではないはずだ。

( SmartFLASH )

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