11月15・16日に南米・ペルーで開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)。21の国と地域が参加し、出席した石破茂首相はアメリカのバイデン大統領や中国の習近平国家主席など各国首脳と会談をおこなった。総理として本格的な外交デビューとなったが、その晴れの舞台で “致命的なミス” が……。
「閉幕する際、恒例の集合写真の撮影がおこなわれましたが、そこに石破首相の姿はありませんでした。そのとき石破首相は、9月に亡くなった日系のフジモリ元大統領の墓に行き、献花をしていたのです。
もともとは墓参後、APECの会場に戻って写真撮影に参加する予定でしたが、事故渋滞に巻き込まれて間に合わなかったということです。トラブルとはいえ、スケジュールを管理する事務方のミスと言わざるを得ないでしょう」(政治担当記者)
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この失態に、Xでは
《日本の代表として恥ずかしすぎる。日本でも世界でも恥を晒してる》
《石破さんがAPEC閉幕の集合写真に入れなかったらしい。この人を表現する一番適当な言葉として愚鈍が思い浮かんだ》
《前代未聞の大チョンボでは。歴史に残る写真で、歴史に残る失態、でしょうか。発足から、記念撮影にツキがないようで》
などの厳しい意見が多数見られる。
10月1日に発足した第1次石破内閣の集合写真は、服装の着方がだらしなく見えたため「だらし内閣」「みっとも内閣」などとツッコまれる始末。さらに、11月12日の国会での首班指名選挙では「居眠り」を指摘されるなど、確かに “チョンボ” が多すぎるようにも思える。
石破首相は11月17日午前にXを更新。献花の写真をアップし、《フジモリ大統領のお墓をお参りいたしました》と、今回のトラブルのもとになった墓参を報告した。この投稿にも
《居眠りの次は遅刻魔ですか?》
《写真撮影に間に合わなくなる大失態 もう絶望的なセンスの無さよスケジュール調整とかどうなっとるんや?》
《一度でいいから、私達が日本国民として誇らしいと思えることをなさってください》
と、やはり辛辣なコメントが並んでいる。
SNSで愚鈍扱いされはじめた石破首相は、18日、G20首脳会議がおこなわれるブラジル・リオデジャネイロに到着した。次なる外交の場で、名誉挽回となるのか。
( SmartFLASH )