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「もう終わりだよこの国」三菱UFJ銀行は顧客の金庫から10億円窃盗、野村証券は強盗放火…犯行時の“肩書隠蔽”にも怒りの声

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.23 19:03 最終更新日:2024.11.23 19:03

「もう終わりだよこの国」三菱UFJ銀行は顧客の金庫から10億円窃盗、野村証券は強盗放火…犯行時の“肩書隠蔽”にも怒りの声

三菱UFJフィナンシャル・グループのトップ、亀沢宏規氏(写真・時事通信)

 

 あまりに信じがたい事件だーー。

 

 10月22日、三菱UFJ支店に勤務していた管理職の行員が、支店の貸金庫から顧客の金品を約10数億円盗み取っていたことが発覚した。

 

「各紙の報道によると、犯人は練馬支店と玉川支店で店頭業務の責任者を務めていた管理職で、4年半にわたり窃盗を繰り返していたそうです。利用客から『貸金庫に入れていたものが減っている』といった趣旨の相談を受け、発覚したそうです。11月14日に懲戒解雇されていますが、金額といい、管理職という立場といい、まさに前代未聞の出来事です」(社会部記者)

 

 

 同行は顧客への被害補償をおこなうと発表しているが、まさか銀行が預かったお金を盗むとは、深刻な信頼低下は免れない。

 

 金融機関の不祥事といえば、野村証券でも2024年11月20日に元社員が強盗殺人未遂と現住建造物等放火の罪で起訴されている。

 

「起訴されたのは梶原優星被告です。今年の7月下旬に、広島市にある住宅で住人女性に睡眠薬を飲ませたうえで、寝室にあった約1800万円の現金を奪い、住宅に放火して殺害しようとしたとされています。梶原被告が犯行をおこなった当時、被告は野村証券の営業マンでした。広島支店で営業担当しており、そこで被害者と知り合ってターゲットにしたようです。

 

 この事件を機に、証券マンに資産状況を知られると、強盗され殺されるかも知れない、と不安を感じる人もいるでしょう。業界全体にもダメージを与える凶行です」(同前)

 

 信頼が何よりも大切な金融機関の社員の犯罪に、X上では怒りの声が殺到している。

 

《もう終わりだよこの国》

 

《こんなのが続くともはや金融に対する信用はゼロ》

 

《マジで日本の金融どうなってるのよ》

 

 さらに、一部報道で“元行員”“元社員”といった表記が目立つことを指摘して

 

《野村とか三菱UFJの元社員表記とか、犯罪当日は社員で、後に解雇してるから書きぶりがおかしい》

 

 といった声もあがった。

 

「厳密に言えば、報道された時点ではそれぞれ“元行員”、“元社員”なのは間違いありません。ただ、犯行当時は社員だったわけで、まるで“隠蔽”のように感じられる人がいるのもわかります。いずれにせよ、社員教育や組織のガバナンスについて、抜本的な見直しが求められるのは間違いないでしょうね」(同前)

 

 失った信頼を取り戻すのには、時間がかかりそうだ。

( SmartFLASH )

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