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立花孝志氏「泉大津市長選」に乗り換え立候補で非難殺到も“いい勝負”の声…3選目指す現職市長の主張が物議
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.11.29 14:06 最終更新日:2024.11.29 14:51
11月27日に「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。その発言が物議を醸している。
「2025年1月におこなわれる兵庫・南あわじ市長選(2025年1月18日告示、25日投開票)に出馬表明していた立花氏ですが、動画内で『その前に、大阪府泉大津市の市長選挙に立候補することに決めました。とても急なんですが、日にちにして11日しかないのですが』と、12月8日告示の大阪・泉大津市長選に立候補することを表明しました。
さらに、『20歳まで泉大津市に住んでいました。南あわじ市よりも当選しやすい。急いで当選を目指す選挙を組み立てます。泉大津市の市長になれば4年間任期を務めます。(泉大津市長選に)落選したら南あわじ市長選にも立候補します』と意気込みを語りました」(スポーツ紙記者)
このように手当たり次第に選挙に出ようとする立花氏には、X上で《私利私欲の為に市長選を利用するな》《民主主義を壊す》との非難が殺到している。
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泉大津市長選には、2016年に初当選し2020年に再選した現職の南出賢一市長も出馬を表明している。
ただ、南出市長のほかにまだ出馬を表明している候補者はいない。そんななか、立花氏の突然の出馬表明には、こんな声もXでは聞かれている。
《現職市長との一騎打ちになるんだろうけど、現職はWikiを見るととても香ばしい方のようで、このポストのツリーをみても圧倒的シンパが多いように見える。現職が当選した時の(2020年)投票率が約38%なので、投票率が上がると面白い結果が出るかも》
《立花氏の方がマトモに見える選挙。ヤバすぎ》
《選挙はより良い候補者を選ぶのではなく、より悪が少ない候補者を選ぶものと言われるが、なかなか甲乙つけがたい対決だな》
というように、“いい勝負”を予想する人がいるのだ。どういったことか。政治担当記者はこう話す。
「南出市長は10月から始まった高齢者への新型コロナワクチンの定期接種に対して、市による補助を一切しないことを決断したことが話題になりました。
コロナワクチンについて、南出市長は『史上最大の薬害被害が起きている懸念がある』と主張しており、財政面などの理由ではなくワクチンに対する疑念から、税金を使うことを認めない方針を打ち出したそうです。
ただ、その南出市長の考えに対しては賛否両論が起きており、意見が割れている状況。一方の立花氏は、市長になればワクチンを推進すると明言しており、そこは真っ向対立の様相です」
これまで数々の選挙で勝負してきた立花氏。考えている“勝機”はいかほどか。
( SmartFLASH )