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石破首相、勉強会に寝坊の失態…「首相動静」から見える“限界疲労度”地元凱旋も分刻みの予定、酒好きが“外飲み”できず
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.12.04 16:35 最終更新日:2024.12.04 16:35
12月3日の午前6時から予定されていた国会答弁の勉強会に、寝坊して遅刻をするという失態を演じてしまった石破茂首相。
「勉強会は、その日におこなわれる衆参の代表質問に対する答弁を練るもので、場所は首相公邸でした。首相は赤坂の議員宿舎から、20分遅れで到着。周辺は『寝坊したのは間違いない』と認めていることを、テレビ朝日が報じています。
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首相は11月2日を完全休養にあててから、丸1日、休みをとった日がないので、かなり疲れがたまっていると思われます」(政治担当記者)
たしかに、新聞各紙が掲載している首相の動静を見ると、この10日間、完全休養日はない。11月30日には地元の鳥取を訪れたが、平井伸治鳥取県知事や深澤義彦鳥取市長、浜崎晋一県議会議長、地元財界人との面談が分刻みで組まれ、「英気を養う」という雰囲気ではなさそうだった。
「酒好きで知られる石破首相ですから、首相就任前は元石破派『水月会』の面々と、居酒屋などによく行っていました。
しかしいまは、外飲みはまったくしていません。パーティやレセプションなどにも出席していません。ここ10日間に限っていえば、11月29日に岸田文雄前首相、鈴木俊一自民党総務会長らが名前を連ねる『日本のそばを愛好する会』のメンバーと、東京・神田の老舗そば店で会食しましたが、それも1時間に満たない短時間でした。
その後は、赤坂の議員宿舎に戻りました。古くから石破首相を知る議員は『酒を飲み出したら止まらない石破さんなのに』と驚いていました」(同前)
この日も含め、石破首相は午後8時から9時の間には宿舎に帰宅している。就任当初こそ「今日は4時間も眠れた」と周囲に漏らしていたが、いまは睡眠時間をもっとたっぷり取れそうではあるが……。
「そのため永田町では、『石破首相は帰宅後に何をやっているんだろう』と、疑問の声があがっているのです」と自民党関係者。
かつては、「一度、公邸に戻り、番記者の目を欺いて再び出かける」という首相もいたが、石破首相は宿舎の食堂で“孤独のグルメ”を楽しんでいる姿が、しばしば見かけられているので、違うようだ。
「周辺を取材すると、深夜まで資料や政策に関係する書物を読み込んでいるようです。食堂でも本を広げていると聞いています。答弁書も自分で作らないと気が済まない性格ですから、そこまでこだわるんでしょうね。永田町では『SNSの悪口をエゴサーチしていて寝不足なんじゃないか』なんていわれてもいますが、それはないようです」(政治部デスク)
根を詰めすぎての寝坊では、本末転倒だ。
( SmartFLASH )