社会・政治
片山さつき氏、トランプ大統領就任式出席を発表も外相派遣で影薄く「アピールしたかっただけ」永田町は冷笑
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2025.01.11 18:20 最終更新日:2025.01.11 18:22
1月10日、自民党の片山さつき元地方創生担当相は自身の公式Xで、《自民片山参院議員が訪米へ 大統領就任式に出席予定》などと題する共同通信とNHKの記事を引用投稿した。
「片山氏はポストをあげた同日、1月20日にアメリカのワシントンで行われるトランプ大統領就任式に出席することを記者団に語っていました。2017年の1期目の就任式にも出席し、同政権で駐日大使を務めたハガティ上院議員と親交があることから、今回も招待を受けたそうです。
片山氏は石破首相から『ぜひ行って、交流を深めてきてほしい』と言われたことを明らかにし、また、党の金融調査会長を務めていることから金融政策に通じる議員との意見交換にも意欲的でした」(政治担当記者)
【関連記事:「上司にしたくない女性政治家」ランキング…辻元氏、小池氏を大きく引き離した1位は】
こうした拝命に、片山氏はまんざらでもなかったようだ。党関係者は、「発表した片山氏は全権大使になったように意気揚々でしたね」と語る。
そんな喜びもつかの間。片山氏のポストからわずか1日後、報道各社が「トランプ次期大統領就任式に岩屋外相を派遣へ」と大々的に伝えた。片山氏の出席は、早くも霞んでしまったようである。
「これまでアメリカ大統領就任式には駐米大使が出席することがほとんどでした。それが今回は、異例とも言える外相が正式招待されての出席。次期政権の要人との会見はもちろん、石破首相とトランプ大統領の会談に向けての“地ならし”もあるはずですから、岩屋氏の出席と片山氏の出席とでは、注目度が違います。
そもそもですが、片山氏が就任式出席をあえて発表する必要があったのか疑問視する声もあります。通常国会が始まる1月24日までには帰国する予定だと言っていますから、国会活動に大きく影響するわけでもない。
永田町では『アピールしたかっただけ』という声も聞こえてきます」(自民党担当記者)
どうやら、片山氏の「就任式外交」がニュースになることは少なそうである。
( SmartFLASH )