石破首相夫人、“ファーストレディ外交”デビューの足どりに集まる称賛「首相より存在感が上」の声まで

 

　1月20日の、トランプ次期米国大統領就任式に、岩屋毅外相が出席する。これまで、大統領就任式は駐米大使が出席していたので、今回の外相出席は異例だ。

 

　国務長官に就任するとみられるルビオ上院議員との会談も見込まれ、岩屋外相は「次期政権とも緊密に意思疎通を図り、日米の正式な首脳会談に向けて、しっかり地ならしをしていきたい」と意気込んでいる。

 

「石破茂首相は、2024年11月5日の大統領選でトランプ氏が当選したあとは、電話で5分ほど話をしただけです。首相の訪米を模索したり、2024年11月のAPEC出席後、米国に立ち寄り首脳会談することも計画したりしましたが、実現しませんでした。

 

　そのため、今回は是が非でも会談を実現させなければなりません。政府は、2月上旬の日米首脳会談の実現に向けて動いています。そのため岩屋外相を派遣して“本気度”を示したのです。

 

　故・安倍晋三元首相夫人の昭恵さんも、就任式に招かれているようなので、官邸としては昭恵さんの“援護”にも期待したいところです」（政治担当記者）

 

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　そして、日米首脳会談には佳子夫人も同行する予定だ。佳子夫人は先ごろ、首相のマレーシア・インドネシア訪問に同行して、初めての“ファーストレディ外交”デビューをしている。

 

　マレーシアでは、アンワル首相主催の午餐会に出席したが、政治担当記者によれば「臆するところはまったくなかった」という。インドネシアでは、日本人とインドネシア人による和太鼓チームの演奏を鑑賞し、飛び入りで和太鼓をたたき、会場をわかせた。

 

「首相夫妻は、同国のカリバタ英雄墓地で、埋葬されている元日本兵の墓所を参拝しました。

 

　2人は、一緒にレッドカーペットの上を歩いたのですが、石破首相が前方をにらみながら“ペンギン歩き”をしていたのに対して、佳子夫人は顔を上げ、両手を振りながら、颯爽と歩いていました。

 

　外務省職員などからは『首相より存在感が上だ』と驚く声があがっていたそうです」（自民党関係者）

 

　まさに「賢夫人」である。

( SmartFLASH )