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東国原英夫氏 亡くなった兵庫県議への投稿“謝罪”も「元県知事なら捜査情報の取り扱い方知ってるはず」無責任さに集まる批判

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記事投稿日:2025.01.21 20:00 最終更新日:2025.01.21 20:08
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
東国原英夫氏 亡くなった兵庫県議への投稿“謝罪”も「元県知事なら捜査情報の取り扱い方知ってるはず」無責任さに集まる批判

Xで謝罪した東国原英夫氏

 

《仰る通りですね。大変申し訳ありませんでした》

 

 元宮崎県知事で、タレントの東国原英夫が1月20日、自らのXアカウントを更新。兵庫県議会の元県議・竹内英明氏が1月18日に亡くなったことについて記述した、一連の投稿について謝罪した。

 

 

「東国原氏が謝罪した投稿とは、竹内氏について《この死、なんとか防げなかったのかな?竹内氏のこれまでの言動に賛否はあれど、これ以上悲劇を繰り返してあってはならない。心よりご冥福をお祈り申し上げます》としたうえで、《死に至る直接の理由はご本人しか分からないが、竹内議員は百条委員会で数々の疑惑が指摘されていた事も事実。警察から事情聴取もされていたと聞く》と投稿したものです。

 

 おそらく東国原氏は、NHK党の党首・立花孝志氏がYouTubeなどで発信していた内容を根拠に、竹内氏にまつわる誤った情報を投稿したと思われます。立花氏は、百条委員会で斎藤元彦兵庫県知事を追及する竹内氏について、警察から捜査を受けており、これを苦に亡くなったと投稿していました」(社会部記者)

 

 ところが立花氏の投稿は、当事者から直々に否定されることになった。兵庫県警本部長が、会見で「(竹内氏について)捜査をおこなっていない」と発言したのだ。県警トップが、個別案件の捜査情報を公式に明らかにするのは極めて異例で、それほどこの虚偽情報の拡散を問題視したといえる。

 

「立花氏は、この発言を受けて一連の竹内氏に関する投稿を訂正、謝罪しました。東国原氏も“情報源”が訂正したわけですから、合わせて謝罪したという形です。

 

 しかし、東国原氏は宮崎県知事を任期いっぱい務めあげた人物です。元県知事なら、県警本部が捜査情報をどのように取り扱うのかは知っているはず。『多少、盛った情報をもとにしてもバレない』と思っていた可能性はあるでしょう。

 

 さらにいえば、竹内氏が追及していた阪神とオリックスの優勝パレードをめぐる補助金疑惑は、当時、日本維新の会の肝いり事業でした。言うまでもなく東国原氏は、かつて日本維新の会に所属していました。こうした観点からも、あまりに安易な投稿だったといえるでしょう。影響力を加味すれば、重い責任を負っていることを理解すべきだと批判する意見もあります」(同前)

 

 一度広まったデマが消えるのは、あまりに時間がかかるのだが……。

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