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ドラマ主演級女優の「ギャラ」「NG項目」持ち出し犯は「観月ありさの事務所」元マネジャーだった! 関係者が驚く「八方美人すぎる」性格
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警視庁築地署が押収した持ち出しデータ(写真・時事通信)
2月3日、警視庁はタレントキャスティング会社「ギャンビット」の元社員である山本和佳容疑者を不正競争防止法違反の容疑で逮捕したと発表した。
山本容疑者は、ギャンビット勤務時代に知りえた各タレントの契約情報を自身のUSBメモリーに保存。営業秘密を自身の転職先に持ち出そうとした疑いがある。山本容疑者の認否について、警視庁は明らかにしていない。
「持ち出した内容は、連続ドラマの主演クラスの女優のリストや基本情報だけでなく、ギャラや女優が出している “NG項目” などが記載されていました」(警視庁担当記者)
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ギャンビットと同様のタレントキャスティングを手がける企業に転職するつもりだったという山本容疑者。だが、山本容疑者にとって、今回の転職は初めてではない。
「逮捕を聞いたときは驚きました。彼は、以前にライジングプロダクションでマネージャーをやっていましたからね」
こう話すのは、芸能プロダクション関係者。ライジングプロダクション(以下、ライジング)といえば、観月ありさを筆頭に、国仲涼子、DA PUMP、MAXら多岐にわたる女優、アーティストを抱える大手芸能事務所だ。
山本容疑者は、2012年、新卒採用でライジングに入社。2017年に退社し、ギャンビットに転職したとみられる。マネージャー時代の山本容疑者は、違法行為に手を染めるような人物に見えなかったという。
「仕事を覚えるのにも熱心な人でしたね。先輩にも後輩にも優しくて、真面目な性格なのを覚えています。しかし、人の言うことを聞きすぎて、八方美人になってしまうタイプかと。よく残業もしていたイメージです。頼まれたら断れない雰囲気な人でしたよ」(前出・芸能プロ関係者)
そもそも、なぜこのような情報をキャスティング会社は知りたがるのか。前出の芸能プロ関係者はこう話す。
「キャスティング会社は、タレントの出演料や契約料の適正価格が事前にわかっているほうが、案件を効率よく決めやすいからです。無駄な交渉時間や、目安がわからず、とんでもない金額のギャラを先方に提案しないためには必要なデータなんですよね」
真面目すぎる性格が、犯罪に手を染めさせてしまったのかーー。