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国民・玉木代表「総理大臣にする会」出席で処分明けの“不倫リセット”…お相手は“SNS復活”で国民議員が相次ぐフォロー

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記事投稿日:2025.03.12 17:50 最終更新日:2025.03.12 17:50
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
国民・玉木代表「総理大臣にする会」出席で処分明けの“不倫リセット”…お相手は“SNS復活”で国民議員が相次ぐフォロー

3月10日、「総理大臣にする会」の会場から出てきた玉木雄一郎氏(写真・長谷川 新)

 

 3月10日夜、東京・品川駅にほど近いビルに単身、入っていったのは、国民民主党玉木雄一郎代表だ。

 

 このビル内の会場では、数人の経営者が発起人として企画した「玉木雄一郎を総理大臣にする会」(以下、「総理大臣にする会」)の設立総会が開催され、玉木氏本人も出席。あいさつをした。

 

「総理大臣にする会」をめぐっては、本誌「SmartFLASH」が3月8日に配信した記事で、当初は「発起人代表」とされていた「ドトールコーヒー」の創業者で名誉会長の鳥羽博道(とりば・ひろみち)氏が、本誌の取材に対して「この会について僕はまったく知らなかった」と困惑しながら告白したことを報じていた。

 

 鳥羽氏は「発起人代表になっていることも知りませんでしたし、発起人代表になったつもりもありません。(会の)招待状すら来ていません。事前に何も聞かされておらず、御社からの取材依頼の文書を見て、はじめて知りました」と話し、「総理大臣にする会」についても「是非とも出てほしいと言われましたが、僕は出席したくないと言いました」と明かしていた。

 

 

 鳥羽氏を“勝手に”発起人代表にしたのは、同じく「総理大臣にする会」の発起人に名を連ねていた「日本BE研究所」所長の行徳哲男氏だという。そして、鳥羽氏はこう続けた。

 

「行徳さんは僕に謝っていました。長いつき合いですから、彼は僕が発起人代表を受けるだろうと思って、事前に僕の承諾を得ずに進めていたようです。たしかに、僕は『国民の生活を守る』と言っている玉木さんを応援しているのは間違いないです。でも、現段階で玉木さんが総理大臣なんて、ありえないことですから、そんな期待するようなことを僕は言いたくないと(行徳氏に告げた)」

 

 そうしたゴタゴタがあったものの「総理大臣にする会」の設立総会には、100人を超える支持者たちが集まっていた。

 

「鳥羽氏はお見えにならなかったですね。発起人となっていた行徳氏や、YouTubeチャンネル『令和の虎』2代目主宰として名が知られる実業家の林尚弘氏、政治塾『日本政策学校』理事長の上田博和氏らが出席していました。

 

 冒頭では、スクリーンに玉木氏のプロフィールが動画とともに流れ、その後、玉木氏のあいさつがありました。玉木氏は国民民主党の理念や党の成り立ちについて話し始めた後、47人の赤穂浪士に自分たちをなぞらえながら『存亡の危機で戦ってきた』と語りました。

 

 国民民主党の東京29区総支部長を務めている樽井(たるい)良和氏が、翌日に自身のXで《設立総会に参加しました!》と、上機嫌な玉木氏と一緒に写った写真とともにポストしていましたが、本人としても“総理大臣候補”に担ぎあげられたことにご満悦だったのでしょう。

 

 ただ、鳥羽氏の名前を発起人代表として“無断使用”していたことについては、玉木氏も『総理大臣にする会』も、何も言及していません」(政治担当記者)

 

 玉木氏といえば、党から受けていた「3カ月の役職停止」処分が3月4日に明けて、代表の職務に復帰したばかりだ。

 

 発端となったのは、玉木氏と、元グラビアアイドルで「高松市観光大使」を務める小泉みゆきの不倫を、本誌に報じられたからだった。

 

 その“不倫相手”である小泉については、2月中旬に本誌があらためて、玉木氏との関係を直撃。極寒のなか“生脚&ホットパンツ”という変わらぬファッションを見せていたものの、小泉は本誌記者の投げかける質問にいっさい答えることはなかった。

 

 じつは、小泉も玉木氏と同様に“リセット”し、新たな道を探り始めている。

 

「小泉さんは、不倫騒動後に自身のSNSアカウントをすべて削除しましたが、新たにアカウントを開設し、XとInstagramを復活させました。3月2日、騒動に対する直筆のコメント2枚を投稿しました。

 

 そこには、高松市観光大使について、市から一方的に活動自粛を要請された悔しさをつづっており、今後もタレント活動を続けていく意気込みが感じ取れる内容でした。

 

 フォロワー数はじわじわと伸びており、開設1週間ほどで1000人近くまで集まっています。また、不倫報道前のように、ファンとのSNS上での交流も積極的に見せています」(芸能記者)

 

 玉木氏は不倫報道後、たびたび小泉との現在のやり取りを記者会見などで尋ねられると「弁護士を通じた対応をしている」と、直接の連絡を取っていない旨を明かしていた。

 

 ただ、国民民主党の議員たちは“直通”で、小泉の発信を受け取りたいようで……。

 

「2日に新たなXとInstagramのアカウントを開設した小泉さんですが、早々に、Xでは山口県議会議員の大内一也氏、府中市議会議員の結城亮氏、高松市議会議員の前川幸輝氏といった国民民主党の議員が、彼女をフォローしています。

 

 また、国民民主党の石川県連の公式アカウントもフォローしています。騒動前から、熱烈な国民民主党支持者だった小泉さんだけに、みな積極的に“イチ有権者”としての彼女の意見に耳を傾けたいのでしょう」(前出・政治担当記者)

 

 ただ、党代表とは“話せない”支持者というのは、なかなかに扱いが難しそうだがーー。

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