
3月11日、東日本大震災追悼復興祈念式に出席した石破茂首相(写真・時事通信)
石破茂首相の周辺が、またも“炎上”している。3月15日までに、首相が東日本大震災追悼復興祈念式で、居眠りしているように見える姿がXで拡散されているのだ。
「式典は3月11日に福島市で開かれ、首相のほか県内外から約400人が出席しました。地震が発生した午後2時46分にあわせ、参加者全員で黙とうがおこなわれ。首相が追悼の辞を述べるなど、犠牲者への祈りを捧げました」(政治担当記者)
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Xに拡散されたのは、その式典のさなか、椅子に座り、うつむいて目を閉じている首相の写真だ。写真はXでまたたくまに拡散され、国民からの批判の声を集めている。
《ありえん!!!!!》
《また寝たんか!総理辞めたらゆっくり寝れるぞ!》
《これ、酷過ぎない?こんなことをする先進国の総理、見たことないよ。敬意も誇りも威厳もなく、ただただ恥ずかしい。ありえない》
「今回、首相が本当に居眠りをしていたのかはわかりません。ただ、目をつぶって脱力した様子をみせたことで、寝ていると考える人がいてもおかしくありません。首相は、2024年11月におこなわれた衆院本会議での首相指名選挙中にも、居眠りしていた疑惑が指摘されています」(前出・政治担当記者)
そんななか、石破首相に新たな“問題”が浮上した。
「3月3日の夜、2024年10月の衆院選で初当選した新人議員15人を公邸に招いて、首相は会食をしました。その際、首相から新人議員に“ポケットマネー”で、ひとり10万円分の商品券が配られたことが明らかになっています。商品券は、同じ日の昼に、石破首相の秘書が各議員の事務所に行き、手渡ししていたそうです。
首相はあくまで、法律に抵触するものではないと主張していますが、一般国民とはかけ離れた金銭感覚に、身内の自民党議員からも批判が集まっています。
石破首相が選ばれたのは、“政治とカネ”の問題で傷ついた自民党の信頼を取り戻すために、比較的、クリーンなイメージがあったから、という理由もあります。『カネに関して身内に甘い』ということになれば、自民党のさらなる失墜につながる可能性もあります」(同前)
首相は一度、庶民の生活とも真正面から向き合ってみてはどうか。