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関係者も驚くほど“気にしい”だった石破首相…「群れない」が座右の銘も、同僚議員の顔うかがい続け

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記事投稿日:2025.03.20 15:17 最終更新日:2025.03.20 15:17
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
関係者も驚くほど“気にしい”だった石破首相…「群れない」が座右の銘も、同僚議員の顔うかがい続け

石破政権の支持率はダダ下がりだが“下ろし”はまだ始まらない

 

 慶應大学法学部で石破茂首相と同級生だった友人は、かつて本誌の取材に「石破はいつもマイペースだった。当時はアイビールックやトラッドファッションが流行していたが、彼はスーツにネクタイ。他人から『どう見られているか』なんて気にしないタイプでしたね」と語っていた。

 

 石破茂首相の座右の銘が「鷙鳥不群(しちょうふぐん)」であることはよく知られている。

 

「鷲(わし)は群れずに行動するという意味ですが、石破首相は『私は群れて“わらわら”とやるのが嫌いなんです』と自身の性格に照らしてこの言葉を好んで使います。周囲の視線や声に左右されず、『言うべきことは言う』という心情なのでしょう」(政治担当記者)

 

 

 しかし実際のところは「自分がどう見られているのか」を心配する“気にしい”な性格のようだ。

 

「2024年12月27日、石破首相は東京都内で講演をしました。そこで『(首相に)なってみて思いますが、普通の閣僚の何倍もしんどい。なんせしんどい』と語ったあと、『新聞読んだって誰も褒めてくれていない』『ネットを見たら、本当に悲しくなる』と愚痴を言い始めたんです。

 

 聴衆の笑いを誘う意図もあったのでしょうが、政治部の記者などからは『首相は意外に他人からの評価を気にするんだな』という声があがりました」(自民党関係者)

 

 さらに3月3日の新人衆院議員との会食で「10万円商品券」を、お土産なのに事前に手渡していたことが発覚、国会でも連日にわたって野党議員の厳しい追及を受けているが、その答弁でも外聞を気にかけている内容があった。

 

「3月19日の参院予算委員会での答弁が印象的でした。石破首相は商品券を渡した理由について『長年(国会議員を)やっていて、人付き合いが悪いの、ケチだのと散々言われてきたので、そのことについて気にする部分が私自身に相当あったんだろうと思っている』『そう言われて、あまりうれしくはないので』と正直な気持ちを吐露しました。ずっと『ケチ』と言われることを気にしていたんですね」(前出・政治担当記者)

 

 同僚議員の評価を気にするのではなく、国民の声を気にしてほしいのだが。

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