社会・政治
国民・玉木雄一郎氏 “消えた”報道の美人妻がSNSに突如登場“夫婦円満アピール”で起死回生狙う

ホテル逢瀬の翌々日、7月28日に高松市内で街頭演説をおこなった玉木雄一郎氏(写真・吉田 豊)
5月25日、「週刊文春」によって“消えた”と報じられた国民民主党代表の玉木雄一郎氏の妻・恵理夫人が玉木氏の地元、香川県さぬき市の街宣に姿を現し、話題となっている。
同党の香川県議・三木由美子氏は自身のXアカウントに、
《今日は、#原田ひでかず 香川県参議院選挙区第一総支部長のさぬき市内の活動です。多くの支援者の方々とポスティングやポスター貼り、街宣活動をしました。玉木代表の奥様のえりさんにも応援にいらしていただき、一緒に地元活動を行いました。》
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と、報告。三木氏と原田氏、さらに恵理夫人が加わった写真や、スタッフ越しに写る恵理夫人の後ろ姿などを投稿した。地元メディア関係者が明かす。
「たしかに、昨年11月に玉木代表とグラビアアイドルの不倫密会が報じられた後、恵理さんが表舞台に姿を見せることはなくなりました。今回アップされた写真は騒動以来、ほぼ初めて地元で撮られた写真ではないでしょうか。もともと恵理夫人は、玉木代表の選挙を手伝う以外では、表立った活動をしてきませんでした。
唯一、三木氏とは個人的な人間関係があるようで、これまでも三木氏のSNSに何度か登場しています。ただ、三木県議とはこれまでは互いに顔を寄せ合うような写真もあったので、違和感はありますね。今回の投稿はどれも恵理夫人の目線はカメラに向いていませんし、後ろ姿も多い。やはりなるべく“表に出ていたくない”という意識の現れではないでしょうか」
玉木氏は、本誌が不倫を報じた直後の記者会見で、「報道された内容はおおむね事実」と不倫の事実を認めたうえで、「他の女性に惹かれたことはひとえに私の弱さだ」と謝罪。後の党両院議員総会で役職停止3か月の処分を受けた。しかし、今年3月4日の国会内の会見では、「夫婦の信頼は揺らいでいません」などと、不倫報道後も夫婦関係に変わりがないことを強調していた。
わざわざ文春の報道を打ち消すために、夫人が登場したのにはどんな理由があるのか。
「おそらく自身の夫婦の問題だけは払しょくしておきたかったのでしょう」と呆れるのは、政治アナリストの伊藤惇夫氏だ。
「目下、国民民主は過去に不倫問題のあった山尾志桜里さんを公認したことで、批判されています。普通の神経なら、山尾さんを公認すれば、真っ先に同じように不倫問題を起こした自分に跳ね返ってくるということがわかるはず。その点、玉木さんは党の支持率の高さに胡坐をかいていたと言われても仕方がありませんね。おそらく玉木さんは、自身の不倫問題が報じられてから、支持率が下がるどころかむしろ上がったことで、妙な自信を持ってしまったのではないでしょうか。多少のことは大目に見てもらえるという自信です。だから、山尾さんの公認後に自身の不倫問題が蒸し返され、慌てて今、火消しに走っているのです。つまるところ、有権者を舐めていたツケを今さら払っているという状態ですね」
国民民主の関係者がこうため息をつく。
「山尾さんが2021年の衆院選の時のように自発的に立候補を下りてくれるのがベストです。しかし、これだけ批判を浴びているのだから逆に、今回のチャンスを逃せば今後、議員バッジを付けることが難しくなることは山尾さんもわかっています。絶対に下りてはくれないでしょう。今後も、なんとか“不倫”というイメージを払拭するべく、夫婦円満アピールを続けるのではないでしょうか」
政治家の妻はつらいよ。