社会・政治
山尾志桜里氏、不倫問題に「お答えは控える」一点張りの“杜撰”会見…ひろゆきもXで呆れる始末

国民民主党・玉木雄一郎代表のポスターをバックに出馬会見に臨んだ山尾志桜里氏だったが…(写真・長谷川 新)
《一般人からみた山尾さんの不倫疑惑は一線を超えた悪事》
と、国民民主党から参院選比例代表の事実上の公認を受けていた元衆院議員の山尾志桜里氏に言及した。ひろゆき氏は、この投稿にYouTubeの切り抜き動画を引用。この動画でひろゆき氏は「不倫は個々人の問題なので好きにすればいいと思うが、やっぱり(不倫相手の)奥さんが自殺したというのは、アウトだと思う」と発言している。
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同投稿では続けて、《不倫被害者の妻が自殺しても法的な責任は発生しない。ただ、法的な責任と普通の人の「有責」のラインは違う》と綴られている。
ひろゆき氏はその後、起業家・たかまつなな氏の「過去の行動でネット世論によって政党からの公認が取り消される」ことに疑問を呈したポストを引用し、Xに投稿。
《須藤元気さんは、反ワクチンを改めると言ったけど、山尾志桜里さんは、不倫を認めないから反省も必要ないという主張をした。間違った行動や考えを改めるセカンドチャンスは必要だけど、記者会見という反省のチャンスを棒に振った山尾さんが一般の人から非難されるのは当然じゃないかな。》と持論を展開した。
山尾氏は5月14日に国民民主党から事実上の公認を受けてから、SNSで批判を浴び続けている。6月10日に議員会館で記者会見を開いた。
「山尾さんは、会見が始まって15分後くらいに不倫騒動について言及。一部の記者からは参院選の出馬に向けての政策に関する質問がありましたが、ほかの質問の多くは不倫騒動に関するものでした。しかし、山尾さんは『お答えは控えさせてください』の一点張りで何も発言しないのと同じでしたね」(会見の参加者)
2017年、『週刊文春』に弁護士の倉持麟太郎氏とW不倫を報じられた山尾氏。2020年には倉持氏の元妻(当時は離婚)が自殺して亡くなるという最悪の結果となった。
「会見では、息子がいる山尾さんに対して、『(倉持氏の)遺児の気持ちは考えたことがあるのか』といった質問もありました。山尾さんは数秒間俯き、うろたえた表情をしながら“定型文”を返すだけでした。ほかの候補者とは少し時間が空いてからの会見でしたが、質疑応答を見た限りでは準備不足がうかがえました」(同前)
この説明も弁明もない“杜撰な会見”に批判が集中し、11日に国民民主党は公認を取り消している。
山尾氏は12日正午、Xで公認取消についての文書を掲載。
《今回問題とされた事柄は、全て公認時に周知されていたことです。その事柄について何らか懸念があるのであれば、公認前に選対面談を設けご指摘を頂戴することができたなら、よりよい状況を作れたように思います》
《このように、党から正式な公認内定を受けても、党の都合で排除されてしまう政党では、志ある方も今後立候補の決断に躊躇してしまうのではないでしょうか》
と、国民民主党に対し苦言を呈している。
あくまでも「悪いのは私ではない」と主張しているようにも感じるがーー。