社会・政治社会・政治

【銭湯不倫疑惑】参政党・鈴木敦氏 「唯一話の通じる男」意外な人物評“キーマン”のスキャンダルが野党連携にも影響か

社会・政治
記事投稿日:2025.07.24 19:10 最終更新日:2025.07.24 19:35
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【銭湯不倫疑惑】参政党・鈴木敦氏 「唯一話の通じる男」意外な人物評“キーマン”のスキャンダルが野党連携にも影響か

参政党の鈴木敦氏

 

 参議院選挙で14議席を獲得した参政党に、さっそくスキャンダルだ。

 

 党幹部の一人で衆議院議員の鈴木敦氏に、“スーパー銭湯不倫疑惑”が持ち上がった。7月23日の「文春オンライン」によれば、鈴木氏は参議院選挙さなかに、妻ではない女性とスーパー銭湯で合流。施設内にある宿泊可能施設に時差を付けて2人で入ったという。記事では2人の浴衣姿の写真も掲載されている。同誌の直撃取材に、鈴木氏は不倫疑惑を否定している。一般的な知名度はそこまで高くない鈴木氏だが、「参政党のキーマン」と永田町ではもっぱらだったという。

 

 

「参政党の衆院議員では唯一の2期目。大学中退後に様々な職に就き、予備自衛官の登録もしていました。立憲民主党の小沢一郎氏の側近の一人とされる樋高剛氏の事務所スタッフとなったのが政界入りのきっかけ。その後、前原誠司氏がまだ国民民主党にいた頃に前原事務所経由で国民民主党の職員になりました。

 

 2021年の総選挙で国民民主党から地元の神奈川10区で立候補し、選挙区では4位ながら南関東比例で復活当選しました。国民民主党幹事長の榛葉賀津也さんが、『比例区史上に残る幸運を掴んだ男』と、大絶賛したほどです」(大手紙政治部記者)

 

 その後、国会内で影響力を増していくことになる。政治部記者が続ける。

 

「2023年、鈴木さんは前原さんらと国民民主党を離脱し、『教育無償化を実現する会』を結成して国会対策委員長に就任。与野党協議にも参加していますが、同党を離脱し参政党へ。じつは、国民民主党からの立候補を模索していたさやさんを参政に引っ張ったのも、鈴木さんと言われています。

 

 その参政党では、政策責任者として野党協議の参加メンバーにもなっています。国対経験がある鈴木さんは他の党関係者からは、『参政で話が通じるのは鈴木だけ』と評価も高かったんです」

 

 その鈴木氏だが、23日、自身のXで今回の疑惑についてこう釈明している。

 

《選挙期間中、後援会の会合でスーパー銭湯を利用し、食事と休息を取りました。写真の女性は後援会の方で、一切の不適切な関係はありません。スーパー銭湯ですし。誤解を招き申し訳ありません。引き続き、皆様の信頼に応える政治活動を続けてまいります。》

 

 投稿はいかにも苦しい弁明とも受け取れるが、仮に参政党が鈴木氏をボードメンバーから外すなどの処分をした場合、今後の野党協議への影響は必至という。

 

「なんといっても鈴木さんは“話が通じる”相手です。もともと鈴木さんは、参政党と支持層が重なる国民民主党ではなく、立憲や維新の提出法案への協調を匂わせていました。先の参議院選挙でも、『自民党の補完勢力にはならない』と主張してきました。

 

 ガソリン税をはじめ、税制改革で野党連携体制の構築を急ごうにも、現在のところ党勢が低調な立憲民主党と日本維新の会にとっては、国民民主党の『与党すり寄り』への警戒は強めておきたいところでしょう。そこで、国対の経験がある鈴木さんと“対国民包囲網”で戦略的互恵関係を結ぶ考え方もありえました。

 

 今回の不倫疑惑が、鈴木さんの信用にかかわってきた場合、この立憲や維新との関係性も大きく変わってくるでしょう」

 

「参政党のキーマン」だけに、その影響はこれからじわじわと広がっていきそうだ。

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る