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参政党・さや氏を国会議員にした“2人の男”保守思想に傾倒したジャズシンガーの素顔とは

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記事投稿日:2025.07.25 16:15 最終更新日:2025.07.25 16:15
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
参政党・さや氏を国会議員にした“2人の男”保守思想に傾倒したジャズシンガーの素顔とは

練馬駅前で演説する、さや氏

 

 参議院選の東京選挙区で2位当選した参政党さや氏(43)の本名が塩入清香であることが23日、同党から公表された。公式HPによれば、「当選という結果を受け、当初皆さまにお約束をさせていただいたとおり、国会議員としての公約責任を果たすうえで必要不可欠」という考えのもと発表に至ったという。さや氏は選挙中、本名や既婚者であるかなどは公表していなかった。参政党に詳しいジャーナリストが明かす。

 

「saya名義でジャズシンガーとして活動していたので、音楽イベントなどで公表されていたプロフィールなどから旧姓はわかっていました。ただ、今回の発表で旧姓ではなく結婚後に夫の姓を選択していたこともわかりました。さやさんの夫は、ジャズ界では著名なピアニストの塩入俊哉さん。『週刊文春』などが報じていますが、これについてさやさん本人がXで《塩入さんが離婚された4年後に結婚しております。》と投稿しており、事実上認めた形となりました。

 

 

 ここ数年のさやさんのコンサートはほとんど、俊哉さんがピアノを担当しています。公表はされていませんでしたが、ジャズ界隈では二人の結婚は公然の事実だったようです」

 

 同党の公式HPによれば、さや氏は青山学院大学短期大学部を卒業後、ジャズシンガーを経て2008年にCDデビュー、西城秀樹ら国内外のアーティストと共演したと記されている。では、政治や保守思想への傾倒はいつから始まったのだろうか。

 

 2010年ごろに保守系CS放送局「日本文化チャンネル桜」でさや氏と番組出演をしていた、右翼や保守勢力などに詳しい評論家の古谷経衡氏は、ネット記事の中で「さや氏は演歌歌手からキャリアをスタートさせ、そののちジャズシンガーに転身した。このころチャンネル桜の社長に見染められて同局に出演するようになった」と、振り返っている。つまり、ジャズシンガー活動と保守活動の開始は近い時期だったことがうかがえるのだ。

 

 この時期、さやには「2人の男性」が大きな転機を与えていたようだ。その1人はもちろん、現在の夫である塩入俊哉だった。

 

「横浜はライブを聴かせるジャズ喫茶やバーがいくつもあります。多くの店は、オーナーが出演者の実力を厳しく見ているので、ワンマンライブが許されているsayaさんの実力は折り紙付きです。

 

 とはいえ、歌唱は自己流。歌手としてここまで成長したのは塩入さんに出会ってからだと思います。2010年ごろからはほとんど付きっ切りでした。師弟関係からいつ、男女の関係になったのかはわかりません。ただ、塩入さんの前妻がさやさんとの“近すぎる関係”を気にしていた様子は時々漏れ聞こえていました」(横浜市内音楽関係者)

 

 一方、保守活動でさや氏をサポートしたのも、やはり大物だった。当時を知る自衛隊関係者が素顔を語る。

 

「元航空幕僚長だった田母神俊雄氏です。動画配信番組『田母神塾』に出演していたこともあって、2014年に田母神さんが都知事選に立候補した時は“田母神ガールズ”として活動していました。もっとも、他の田母神ガールズの葛城奈海さんや、浅野久美さんに比べれば、さやさんの保守思想は薄めの印象でした。基本的に穏やかでおっとりした女性ですよ。年配の男性が多い保守界隈において女性はかなり少ないですが、さやさんはそうした重鎮からも人気でしたね」

 

 彼女の素顔は「みんなのお母さん」か、それとも――。

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