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石破首相の“進退”問う両院総会、「事実上お盆」開催で党内から不満続出…「ピンチなんやから働けよ」国民からは厳しい声

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記事投稿日:2025.08.01 18:05 最終更新日:2025.08.01 20:50
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
石破首相の“進退”問う両院総会、「事実上お盆」開催で党内から不満続出…「ピンチなんやから働けよ」国民からは厳しい声

参院選の開票結果を待つ石破茂首相(写真・JMPA)

 

 参院選大敗を受け、自民党は8月8日午後2時半から党本部で「参院選の総括と今後の党運営について」議論するため、両院議員総会を開くことを決定した。

 

 7月28日に開いた両院議員懇談会は2時間を予定していたが、4時間半の長丁場となり、石破茂党総裁への退陣要求が相次いだ。

 

 両院議員総会では、再び石破氏の進退問題が俎上にあがるとみられているが、開催日の8月8日について、一部の自民党議員から不満の声があがっているという。

 

 

 8月1日から5日までは臨時国会が開かれ、翌6日は広島平和記念式典、9日には長崎平和祈念式典に石破首相は出席する予定だ。したがって、党執行部はその両日を避けて8日の開催を決定した。

 

 ところが、7月31日付の毎日新聞は以下のように報じた。

 

<国会閉会後は、国会議員が地元の会合や祭りなどを回って支持固めをする事実上のお盆休みに入る。自民若手は「参加人数を少しでも減らしたいだけだ」と憤り、「閉会日の5日夕に開けばいい。首相が広島に前日入りするなら、最終便がある。せめて7日にすべきだ」と語る。自民関係者から「非常識すぎる」「このためだけに地元と国会を往復するのはつらい」との声が相次いだ。>

 

 この開催日への不満を漏らす声が出ていることについて、自民党のあるベテラン秘書はこう話す。

 

「たしかに、議員の先生方には日程上それぞれの事情があることは理解できます。夏休みに入る直前ですから、8日の日程をすでに入れていた先生方も少なくないでしょう。

 

 ただ、総理のスケジュールを考えたうえで党執行部が決めた日程なのですから、それに従うべきだと思います。しかも、党がピンチのときに大事な両院議員総会が開かれるわけですから、無理にでも日程調整すべきではないでしょうか。何勝手なことを言っているんだと思いますし、放っておけばいいと思います」

 

 Xでもこうした不満の声が出ていることに対しては厳しい意見が出ている。

 

《自民党のピンチなんやから働けよ》

 

《国会議員って、8日にはお盆休みに入ってるのか?国民は仕事してるし、今はお盆休みなるものすらない人が多いぞ 党の一大事にお盆休みもクソもないだろ》

 

《支持者の地元の人達も、両院議員総会出るためだったら、地元帰らなくても怒らないと思うけど。》

 

《お盆休み早くても9日からでは?そもそも、市役所や銀行は休みじゃありませんし、お盆休みがない企業も多いです。なので、自民党関係者がお盆を理由に自民両院議員総会を出席しないのは意味がわかりません。初盆だって8日にしますか?危機感がないから、こんな批判が出るんだよ。》

 

《8月8日はお盆ではない。どういう感覚?》

 

 8月8日の両院議員総会は、本筋である石破氏の進退問題以外でも荒れそうな予感だ。

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