社会・政治
参政党・さや氏に楽曲提供した大物作詞家が語る「当選」の感想「歌も才能があるので続けていってほしい」

練馬駅前で演説する、さや氏
参議院選の東京選挙区で2位当選した参政党の塩入清香氏。「さや」の芸名で立候補し、歌手の肩書を持つ彼女は、これまで6枚のアルバムをリリースしてきた。
そこには、日本を代表する作詞家・売野雅勇(うりのまさお)氏が手がけた楽曲が8曲も含まれている。中森明菜の『少女A』などの名曲を送り出してきた売野氏に、経緯を聞いた。
「初めて会ったのは2007年ごろかな。南青山のライブハウス『MANDALA』でした。いい印象しかなかったね。力がないと出られない場所だし、観客も多かった。歌がうまくて、性格も明るくて優しい。いまの印象と変わらないですよ」
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――歌詞提供のきっかけは?
「(さや氏の夫の)塩入俊哉さんと僕が親しかったから。結婚の報告も、塩入さんからね(笑)。2008年に、彼と書いた一曲『ウタキの丘で』は、沖縄戦で命を落とした恋人を想い続ける歌。彼女は命を捧げた人たちへの感謝と祈りを込めて、レクイエムとして歌っていますね」
――出馬は知っていた?
「塩入さんから『チャンネル桜でがんばっている。論客だよ』と聞いていたから、政治に関心があることは知ってました。でも、出馬は選挙が始まってから知ったくらい。とくに連絡はなかったね」
――当選した感想は?
「さやさんは、ともかく真面目で、努力を惜しまないタイプ。きっと一生懸命やると思います。ただ、歌も才能があるので、ぜひ続けてほしいですね」
国会でも美声が響くか!?