社会・政治
世田谷区「40歳女性」刺殺事件、警察は「事前相談」受けていた!「黒いマスク越しにギロり」近所の中学生の「恐怖」体験

世田谷区の事件現場には多くの捜査員が駆けつけた
世田谷区の閑静な住宅街で、“血の惨劇” が起きたのは9月1日のことだ。
「13時半ごろ110番通報がありました。路上に血まみれの女性が倒れており、意識不明の重体。刃物のようなもので首のあたりを切りつけられていたそうです。
その後、女性は病院で死亡が確認されました。40歳の韓国籍で、自営業の女性です。一方、犯人と思しき男は、現場から逃走。17時ごろ、羽田空港にいたところを逮捕されました。30歳の韓国籍の男です。
1週間ほど前に、被害女性は交際男性とのトラブルを警視庁に相談していたそうなので、なんらかのトラブルがあった可能性がありますね」(社会部記者)
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現場付近の様子について、近隣の住民がこう語る。
「現場から40mほど先に、5、6年前タトゥーショップができたんですよ。もしかするとそこで働いていたのかもしれません。被害現場は小学校や中学校が近く、住宅街なのでタトゥー屋さんは目立っていました。時おり、ハーレーなどの大型バイクが停まっていましたね」
別の近隣住民はこう語る。
「フォトスタジオが入っているビルの目の前で刺されたみたいですが、地面は血だらけでした。ぞっとしますよ」
さらに、近くの中学校に通う生徒はこう証言する。
「15時ごろ、近くの公園で自転車を漕いでいたら、不審な男とすれ違ったんです。黒いマスクをしていて、ぎろりと睨まれました。黒色の半袖に黒色の長ズボン姿という、ニュースの目撃証言と一致する見た目だったので恐ろしかったです」
まさか犯行後に現場をうろついていたのだろうか……。前出の社会部記者は、今後の捜査の見込みについてこう語る。
「いちばんのポイントは女性がトラブルを事前に相談していた点ですよね。警察の対応は適切だったのか、未然に防ぐことができなかったのか、議論になるでしょう。いずれにせよ、徹底的な捜査が必要です」
いったい、どのようなトラブルがあったのか――。