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小泉進次郎氏、妻・滝クリとともに総裁選前日“イクメン姿”総理の座目前でも変わらぬ“家族ファースト”

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記事投稿日:2025.10.04 07:00 最終更新日:2025.10.04 07:02
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
小泉進次郎氏、妻・滝クリとともに総裁選前日“イクメン姿”総理の座目前でも変わらぬ“家族ファースト”

10月3日朝7時すぎ、小泉進次郎氏は滝川クリステルとともに長男をバスへ送り届け、帰路についた(写真・吉田 豊)

 

 10月4日に控えた自民党総裁選。新総裁の有力候補と目されているのが、小泉進次郎農水相だ。各候補が選挙戦のために奔走するなか、小泉氏だけは少し意外な動きを見せていた。

 

「10月1日と2日、総裁選も佳境のこのタイミングで、外遊を入れたのです。1日にフィリピン・マニラに向け出発した小泉氏は、2日に東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3の農林相会議に出席しました。日本にこそいなかったものの、SNSには力を入れていたようで、外遊の間に10回以上もXを更新し、“農林外交”の成果をアピールしていました。

 

 ところが小泉氏は、2週連続で『週刊文春』に、ステマ疑惑と、党員を離党させていた疑惑が報じられました。外遊自体は17時間ほどで終わったとのことですが、総裁選直前での渡航は『公の場に出て発言するとボロが出るから、国外に逃げたのでは?』などと指摘されていました。

 

 実際、2日には大阪市内で総裁選の演説会が予定されていましたが、小泉氏と、官房長官の職のため、東京に待機していた林芳正氏の2人が欠席。大阪の自民党関係者からは落胆の声が聞こえてきています」(政治部記者)

 

 一部の目は厳しいものの、投開票直前となっても小泉氏の有利は変わらないようだ。10月1日の毎日新聞によれば、小泉氏は議員票で現在、トップに立っており、前回を上回る82人の支持を集めているという。また日本テレビの調査では、党員党友票では高市氏に次いで28%が支持しているといい、依然、総裁候補としての注目度は高い。

 

 外遊から戻った選挙戦の最終日の早朝、小泉氏の姿を目撃した。

 

 朝7時過ぎ、自宅から妻・滝川クリステルと一緒に出てきた小泉氏。滝川はベビーカーを押しており、長男は自転車にまたがっている。小泉夫妻はそのまま、長男を幼稚園のバスに乗せ、帰宅。その間、わずか数分だが、小泉氏はときおり、妻と仲むつまじく会話をかわし、肩を寄せ合うように歩いていた。結婚時から話題となった“ビッグカップル”だが、隠すそぶりも見せない。

 

「小泉氏は、できるときには奥さんと一緒に、幼稚園に長男を送っているといいます。この日も、外遊帰りの疲れを押して、パパとしてつき添っていたのでしょう。

 

 かねてから小泉氏は“家族ファースト”を打ち出してきました。2020年には長男が、2023年には長女が生まれています。結婚時に『子どもが生まれたら、5歳までは子育てを優先する』という約束があったといい、実際、第1子出産後は、17時になると会合から抜けることも多かったとか。

 

 総裁選の行方はまだわかりませんが、かりに総裁、ひいては首相となっても、おそらく家族ファーストは変わらないでしょう。“イクメン”と首相の両立は相当に困難に思われますが、ある意味では、新しい価値観のシンボルと国民からとらえられそうです」(同前)

 

 子どもが乗っていた自転車を担いで帰る小泉氏の目には、力がこもっていた。

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