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「大学入るまで不良」高市早苗氏の “ヤンチャ伝説”…愛読書は『バリバリ伝説』、ストレス解消法は「ディープ・パープル」

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記事投稿日:2025.10.06 15:46 最終更新日:2025.10.06 15:46
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「大学入るまで不良」高市早苗氏の “ヤンチャ伝説”…愛読書は『バリバリ伝説』、ストレス解消法は「ディープ・パープル」

2025年10月4日、自民党新総裁に選出された高市早苗氏(写真・JMPA)

 

「大学に入るまでは不良してたんです。ギンギンのロックバンドもやってたし、バイクにディスコも大好きだった」

 

 1991年、本誌の取材でこう話していたのは、誰あろう、10月4日に自民党総裁となった高市早苗氏だ。

 

 1961年生まれの高市氏は当時30歳。神戸大学を卒業後、松下政経塾を経て、テレビの情報番組でキャスターとして活躍していた時期だ。キャスター時代には蓮舫氏とともに出演。“美人言論人” として注目を集める存在だっただけに、まさかの “不良” だったとはーー。

 

 2021年、与野党の国会議員有志による「バイカーズ議連」が発足した際、本誌は所属議員にアンケートをおこなったが、誰よりもアツい回答を寄せてくれたのが高市氏だった。

 

 バイクに乗り始めたきっかけは「特にきっかけはなく、通学やバイト先への移動などに必要だったからです」。ただ、「衆議院議員2期めだった37歳ごろに、『万が一の怪我で国会を休んでは、有権者の皆さまに申し訳ない』と思うに至り、公道でバイクに乗るのはやめました」と、バイクを封印しているとのこと。

 

 そして「現在も、バイクのレース映像を観るのは好きですし、ネットで各メーカーの人気モデルのチェックはしています。2005年の『道路交通法』改正(125cc超のバイクであれば、高速道路で2人乗りができるようにする改正)のときには、自分が乗っていた経験から、『2人乗りで一般道を走るよりは、高速道路を走るほうが事故率は低いはずだ』と主張し、法改正に貢献できました」と、バイクに関する法改正に携わったと説明。

 

 これまで乗った車種は? という質問には「もっとも長期間(3台を買い替えながら)乗ったのは、Kawasaki Z400GPです。黒色ボディと金色ホイールにこだわっていました。このほか、SUZUKI GSX400S KATANAにも乗っていました」と愛車遍歴を明かした。車種名まできっちり書くあたり、マニアっぷりが窺い知れる。

 

 さらに「学生時代は、裏六甲や阪奈道路の大阪側など、カーブが多い道を攻めるのが好きでした。バイト代が貯まるとツーリングに出かけ、全国の海岸線沿いの道はほとんど走りました。20代前半は『バリバリ伝説』(しげの秀一さんの作品)という漫画にハマっていました。バイクの魅力は、とくに夏に、風とアスファルトの熱を感じながら走る心地よさです」と、あふれんばかりのバイク愛を熱く語ってくれたのだ。

 

 高市氏の愛車はバイクだけではない。「これまでずっと中古車しか買えなかった私が、一生懸命働いて、人生で初めて新車で買った車」というのが、1991年式のトヨタ・スープラ。地元・奈良だけではなく、自らハンドルを握り何度も東京〜奈良を往復してきた相棒だ。廃車となってからも保管し、2022年には奈良トヨタによってフルレストアがおこなわれた。現在は奈良市の自動車博物館「まほろばミュージアム」に展示されている。

 

 また、学生時代にバンドでドラムを担当していた話も有名だ。8月にはBABYMETALのラジオ番組にゲスト出演。自らを「サナメタル」と紹介し、“ロック愛” を語っている。

 

「番組で高市さんは、メタルやハードロックとの出会いについて語りました。小学生の頃ピアノを習っていた音大生のお姉さんがくれたレコードにブラック・サバスのアルバムがあったそうです。

 

 そして、中学生でディープ・パープルと出会い、バンドを始め、当時はキーボード担当。ドラムを始めたのは高校からで、当時はヴァン・ヘイレンをよく聴いていたそうです。

 

 大学の軽音楽部ではドラムを担当し、女性のヘビメタバンド『ルイ』を結成。UFOの『ロック・ボトム』『ドクター・ドクター』、レインボーの『アイ・サレンダー』、マイケル・シェンカー・グループの曲などを演奏。伝説的なドラマー、コージー・パウエルが大好きだそうです。

 

 ロック好きとは聞いていましたが、ここまで “ガチ” とは、驚きました」(音楽ライター)

 

 現在もメタル愛は衰えていないようで、「スマホの待ち受け画面はYOSHIKI」「旦那のことでイラッとしたときは、議員宿舎の電子ドラムでディープ・パープルの『Burn』を叩く」「今もアイアン・メイデンをよく聴く」などのエピソードを披露している。

 

 近く開かれる臨時国会で、内閣総理大臣に選出される見通しの高市氏。「働いて働いて働いて働いて」の「新バリバリ伝説」が生まれそうだ。

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