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勾留8カ月「籠池泰典被告」お気に入りの差入れはキムチ
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2018.03.28 11:00 最終更新日:2018.03.28 11:00
フランス王妃・マリー・アントワネットは、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」と宣って国を転覆させた。ファーストレディの無邪気な振舞いは、ときに大きな罪なのだ。
首相夫人の安倍昭恵氏(55)に振り回されてきた男たちの筆頭格といえば、籠池泰典被告(65)だ。大阪拘置所に勾留されて8カ月。3月20日には野党議員の接見を受けた。
「証拠隠滅の恐れがあるとして、保釈が認められず、基本的には面会も認められていません。差入れも、弁護士を通じておこなっています。
収監されてしばらくは、運動不足で体重は80キロ台後半にまで増加。痛風の症状もあったそうですが、食事制限をして、いまではすっかり健康に。
最近は、ニンニクの味噌漬けとキムチが、お気に入りの差入れです。妻の諄子さんも、食欲が旺盛で元気だと聞いています。熱烈な産経新聞読者だった2人は、いまでは朝日新聞を読んでいます。隅々まで目を通しているそうですよ」(支援者)
財務省文書改竄問題で、現在の責任者として与野党から集中砲火を浴びているのは、太田充理財局長(57)だ。3月19日の参院予算委員会では、自民党の和田政宗参院議員に、「政権を貶めるため、わざと変な答弁をしている」と執拗に攻撃され、「それはいくらなんでも、それはいくらなんでも……ご容赦ください」と気色ばんだ場面は記憶に新しい。
太田氏は、島根県松江市出身。進学校・松江南高校を卒業し、東大法学部へ。太田氏の答弁を見ていた同級生は、エールを送りたくなったという。
「太田さんの答弁を見たとき、違うものは違うと、はっきりものを言うところは変わってないと思いましたね。新入生総代として入学式で挨拶するほど、昔から成績優秀でした」
一方、太田理財局長の前任者・佐川宣寿前国税庁長官はどうかといえば。
「佐川氏については、決裁文書の改竄に関する証拠隠滅容疑などの告発を受け、事情聴取は避けられません。財務省、近畿財務局に対する強制捜査を進め、佐川氏ら責任者を挙げようと大阪地検特捜部は息巻いています」(大阪地検担当記者)
昭恵氏に人生を振り回される男たちが増えるばかりだ。
(週刊FLASH 2018年4月10日号)