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山形県の「くら寿司」でまたも迷惑行為 女子高生は特定され大炎上「歪んだ正義」「厳格に対応して欲しい」ネット紛糾

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記事投稿日:2025.10.15 20:35 最終更新日:2025.10.15 20:35
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
山形県の「くら寿司」でまたも迷惑行為 女子高生は特定され大炎上「歪んだ正義」「厳格に対応して欲しい」ネット紛糾

2023年に問題になった「醤油さしペロペロ男」

 

 2023年に相次いだ、回転寿司チェーンの利用客による迷惑行為。実行者たちによる悪質な行為は当時、大きな社会問題となったこともあってか、ここ最近は大きく世間を騒がすことがなかったように見えるが、またしても同様の迷惑行為が起きてしまった。

 

「2025年10月11日ごろ、回転寿司チェーン『くら寿司』と思われる店舗で、若い女性の利用客が、笑いながらレーン上のすしを素手で触ったり、しょうゆボトルをなめたりする行為をおさめた動画がSNS上で拡散されました。その後、この店舗は山形県の山形南舘店であることが判明。さらに、迷惑行為をおこなった女性と、それを撮影していた女性が、同県の高校の女子生徒だったことや、彼女たちの顔、本名、SNS、学校、部活、実家までが特定されるなどして、大炎上しています」(社会部記者)

 

 くら寿司は、この動画の拡散を受け、14日に「山形南舘店における迷惑行為につきまして」の見出しで公式な見解を発表。《先週末にネットに投稿されました、当社店舗における迷惑行為につきまして、当該店舗の商品につきましては、これまで通り、お客さまが入れ替わるたびに交換し、消毒を行っています》などと説明した上で、《尚、実行者についてはすでに特定しており、地元警察に相談しながら対応を進めてまいります》として、厳正な対応をしていくことを発表した。

 

 迷惑行為に対する「くら寿司」の公式な見解に、X上では

 

《これで、落ち着いてくれればいいんだけど。一部、モザイクなしの動画アップしてるのがいるんだけど、やり過ぎなんですよね。歪んだ正義もほどほどにしないと》

 

 など、彼女たちの個人情報が、ネットの特定班によって丸裸にされていることを非難する声がある一方、

 

《酌量の余地もなく、厳格に対応して欲しい。悪い例は、作らない方がいい》

 

《スシロー事件では、最終的に6700万円の損害賠償請求は取り下げられたものの、あれだけの迷惑行為が「犯罪である」という認識が社会全体に浸透している中で、同様の悪質な行為は決して許されるものではありません》

 

 など、彼女たちに厳しい対処を望む声も多く寄せられている。

 

「くら寿司は、2023年2月に『名古屋栄店』で、同様の迷惑行為を受けています。このときは、当時21歳の無職の男性が、レーン上に流れる寿司を手で掴み、醤油差しをじかに口につける様子をSNSに投稿。男性や、未成年の女子を含む2人が威力業務妨害容疑で逮捕されています。

 

 2023年は、くら寿司以外の回転寿司チェーンでも同様の被害が相次ぎ、同年1月には、山口県内の『はま寿司』で、10代の男子高校生が『ほかの客が注文した寿司にレーン上でわさびを乗せる』動画をSNSに投稿。上記の『くら寿司』の事件を挟んで、6月上旬には、岐阜県内の『スシロー』で男子高校生が、備えつけの醤油の差し口や未使用の湯呑みを舐めまわして元の位置に戻すなどの迷惑行為が発生。行為をはたらいた高校生は、スシローの運営会社から6700万円の損害賠償請求を受けた(のちに取り下げられた)ことが、大きなニュースになりました。

 

 ただ今回、個人情報までもSNSで開示されてしまった女子高生たちには、同情的な声があがっていることも事実です」(同前)

 

 一発で人生を棒に振るリスクがあるにも関わらず、SNSに迷惑行為をアップする若者たち。一体、いつまで、こんな愚行が繰り返されるのやらーー。

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